私の小さな旅 北海道の文学碑と歴史に戻ります


はじめの言葉

                                       
「女」と書いて「むすめ」と読ませる。
各家の系図をひもとくと、女性たちは親からもらった固有名詞で呼ばれることなく
ただ「女」としるされるだけである。
系図からみるとき、女は完全に男の付属物としか扱われていない。
系図にしるされる妻たちのほとんどは子供の母として書かれている。
中世から近世にかけての社会が完全な男社会であったことを物語っている。
だけど社会を半分、間違いなく担っていたのだ。


女を男と平等に扱い、系図を作ってみると先祖から子孫に続く歴史は
不思議な展開を見せる。
嫁いだ娘達のその子女もまた記していくと、
戦国の世に滅んでいった武将達の血脈が、決して絶えることなく
名家名族の中に生きていることの多いことを発見する。


先祖の霊を祀り継ぐ。それが人間として最も大切だとかっての日本人は考えた。
生死をかけた戦国の世。
先祖から受けついた家名を守り、家門の繁栄を願って戦う武将達。
だが心ならずとも戦いに破れ、家の滅亡を余儀なくされた時も、武将達はその先祖の供養の断絶を
恐れ、
妻子を落ち延びさせることが多かった


また戦国を生きる夫と妻にとって、嫡子に抱く思いは必ずも一緒ではない。
そのズレはどこからくるのだろうか?
父は息子のこれからや家を継ぐものの度量を測るが

母は現在の姿からたんに好きだとか嫌いだと判断してることが多い。

では物語をお楽しみ下さい

引用させて頂きました。

田端 泰子著 
井沢元彦著 
石丸晶子著 
童門冬二 著 
仙堂弘著   
永井 路子著
戦国の女たちを歩く
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