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私の読書感想メモ

よしもと ばなな【著】 デッドエンドの思い出

文芸春秋 (2003-07-30出版)
人の心の中にはどれだけの宝物が眠っているのだろうか―。
つらくて、切なくても、時の流れのなかでいきいきと輝いてくる一瞬を鮮やかに描いた5つのラブストーリー。

吉本ばなな[ヨシモトバナナ]
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部文芸学科卒。’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、
’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89(平成元)年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『アムリタ(上・下)』(紫式部文学賞)

夢も持てない人生なんてあってはならない。夢とは自由のことです。
私は実際に会ったら腹も出てるし、白髪も目立つ単なる口の悪い子持ちもおばさんですが
小説の世界では魔法の言葉を使います。
だいたいが面倒で大変なことばかりだけれど、ふとしたいいこともあるのではないか、
そういうことを言葉で表現したいのです。
生命という大きなものへの感謝を文章にして記したいのです。
同じ時代の中で、そんな魔法をこれからも創り続けていきます。

キッチン
新潮社 (2002-07-01出版)
私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う―祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、
まっすぐな感覚で受けとめ人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、
淋しさと優しさの交錯の中であなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。
“吉本ばなな”のすべてはここから始まった。

TUGUMI(つぐみ)

中央公論社 (1992-03-10出版)
病弱で生意気な美少女つぐみ。
彼女と育った海辺の小さな町へ帰省した夏、まだ淡い夜のはじまりに、つぐみと私は、
ふるさとの最後のひと夏をともにする少年に出会った―。
少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。
第2回山本周五郎賞受賞。

ばななのばなな
メタローグ (1994-01-25出版)
『キッチン』から『アムリタ』まで「自作」について徹底的に語った400枚に及ぶ最新インタヴュー集。

さねよしいさ子―言葉の不思議な魅力を伝えること
榎本俊二―暗黒の笑いを解読する
ポール・オースター―小説が生まれる時
サエキけんぞう―具体的でシャープな思い込みが大切
とりあえず、これとこれを押さえとけばみたいな生き方は悲しい
年齢ではなく、大人でないと小説は書けない
吉本ばななへの「50の質問」
吉本ばななの語るオール・データ
ここまで話したことはない
長篇小説『N・P』の成立事情〔ほか〕

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