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私の読書感想メモ

山本 文緒【著】  絶対泣かない
◆花のような人―フラワーデザイナー◆ものすごく見栄っぱり―体育教師◆今年はじめての半袖―デパート店員◆愛でしょ、愛―漫画家◆話を聞かせて―営業部員◆愛の奇跡―専業主婦
◆アフターファイブ―派遣・ファイリング◆天使をなめるな―看護婦◆女神の職業―女優◆気持ちを計る―タイムキーパー◆真面目であればあるほど―銀行員
◆もういちど夢を見よう―水泳インストラクター◆絶対、泣かない―秘書◆卒業式まで―養護教諭◆女に生まれてきたからには―エステティシャン

角川書店 (1998-11-25出版)
あなたの夢はなんですか?仕事に満足してますか?仕事に誇り、もってますか?お金のためでもあり、お金以外のためにも、ひとは働く。
職場におこるさまざまな人間関係とハプニング、プライドにもまれて、ときには泣きたいこともある―。
専業主婦から看護婦、秘書、エステティシャンまで、あなたに向いている15の職業のなかで、自立と夢を追い求める女たちの人知れぬ心のたたかいを描いた、元気の出る小説集。

山本文緒[ヤマモトフミオ]
1962年、神奈川県生まれ。神奈川大学卒業後、OLを経て作家に。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞、『プラナリア』で第124回直木賞受賞

私達は忙しさにかまけて何故働いているのかを忘れてしまいがちだ
どうして働いているのか。
何が欲しいのか
それであなたはいったいどうしたいのか
どうしてもらいたい、のではなく、どうしたらいいのか
私は時折、自分に問うようにしている

プラナリア
◆プラナリア◆ネイキッド◆どこかではないここ◆囚われ人のジレンマ◆あいあるあした

文芸春秋 (2005-09-10出版)

どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。
乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。
恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。
現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。
直木賞受賞作品。