私の小さな旅、トップに戻ります 私の読書メモに戻ります

プラウザの「←戻るボタン」で戻り下さい

私の読書感想メモ

高柳和江 生き方のコツ

自分が年をとったと思わない人が生きる。
病気も同じで病気になったことを忘れる。
森光子−運動を始めたのは70歳。朝晩、合計150回の「簡易スクワット」
人間の体はよいことをすると、ちゃんとそれに答えるようになっている。
自分自身が心を開き、心から人と付き合うことしかない。
心は思っているだけでなく行動に移さないと伝わらない。
大切な人たちの誕生日や大切な日をしっかりメモしておこう。
生きる意欲は自分で作るものである。

高柳 和江 (著)  死ぬのは、十分生きてからにしてください


内容(「BOOK」データベースより)
最後まで自分らしく生きて納得して死ぬコツとはなにか?「死がこわくなくなる」名講義。
内容(「MARC」データベースより)
人間は死後を考えておびえて生きるんじゃなく、生きている間は生きることを考えて、
しっかり生きることが大切。むずかしい哲学ではなく、もっと身近で具体的な生きるための知恵をアドバイス(1998年)
メモ
◆白い便器ではなくゴム製の便器はないのかと聞くと「一般病棟にはない」という。これが国立病院である。
人間にとって生きる基本は食べることと排泄である。ここでしっかり個人の尊厳が守られないと他もガタガタになる。老人病院では、おむつに排便したくないから食べない人も多い。
排尿時にシ−ツをぬらすと「また仕事が増えた」と
看護婦さんの表情が険しくなるのが嫌だから尿をとる管をとりたがらない人もいる。
点滴−点滴で栄養と水分を補給していたら、のども渇かないし、おなかもすかない。
な−に点滴を抜けば食べられる
点滴の針を入れるのは利き手でない手の甲がすすめ。針をささない方がいいのは関節の部分。
肘関節の血管は針を入れやすくて人気があるが、ここは最後の砦。
◆入院していては「すっかり」は治らない−病院にいると足は弱るし、頭はぼける。寝てばかりいては、
老人などは肺炎を起こしやすくなり、それが命とりになることもある。
横になった状態では重力の助けがないために肺に新鮮でない分泌物がたまってしまう。
人間の体は寝たきりで生きるようには設計されていない。
もちろん死ぬまえには誰でも身体が動かなくなり、ねたきりになるが、そのときは「寝たきりもライフスタイルの一つ」と割り切って堂々と生きれば良い。