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私の読書感想メモ

藤堂 志津子【著】 恋人よ
◆恋人よ◆ありふれた夜に◆緑光るとき◆水にゆらめく

講談社 (2003-11-15出版)
裕福な愛人生活を捨て、質素な一人暮らしを始めた沙江子。
ゲイボーイとの奇妙な交流の果てに訪れる新たな転機とは(「ありふれた夜に」)。
年下男との別れ話がこじれ、男の友人に襲われた啓子(「水にゆらめく」)。
すれちがい、引かれあい、そして反発する恋人たちの四つの心模様。
せつなさ溢れる大人の恋愛小説集。
藤堂志津子[トウドウシズコ]
北海道札幌市生まれ。藤女子短期大学国文科卒業。コピーライター、広告代理店勤務等を経て作家に。
現代女性の心理を巧みに描き、人間関係の深層を鋭くえぐる恋愛小説を書きつづけている。
1988年、『マドンナのごとく』で第21回北海道新聞文学賞受賞。’
89年、『熟れてゆく夏』で第100回直木賞受賞。
’01年、『ソング・オブ・サンデー』で第8回島清恋愛文学賞受賞。
’03年、『秋の猫』で第16回柴田錬三郎賞受賞

ひとりぐらし
◆ひとりぐらし◆性欲◆家路◆求婚

文芸春秋 (2002-09-10出版)

娘に去られ、男のつまみ食いを繰り返す初美。
実家を飛びだし、兄と距離をとる柄美子。
マイ・ホーム購入のため、夜のバイトに明け暮れる日菜子。
そして、四十歳を目前に憧れの男性からプロポーズされて戸惑う伊沙路。
「ひとり」でいることを選びとる四人の女性の心模様が、リアルに繊細に描かれる中篇集。

あの日、あなたは
文芸春秋 (2004-04-10出版)
十数年前、喫茶店の片隅で、女に振られて盛大に涙を流していた美しい男。
大学時代から勇介だけを密かに見つめ続けていたフリー編集者の郁子は、
31歳の引越しを機に最後のチャンスに賭けた―。
十年間ひとりの男を思い続け、ひとりで在ることを選びとる郁子を通して、人間の弱さと純粋さ、
自由である意味を描く傑作恋愛小説。

あなたがいて、そして私

文芸春秋 (1994-12-10出版)
“男泣きにも市民権を”“カップル間に愛あれば尊敬なんて不必要”“社内不倫は必ずバレる”
―永遠に埋めつくせない男と女のギャップにそっと架けられた橋がこの一冊。
結婚、そして離婚。
広告代理店の課長となっての苦心談、奮闘記。
作家生活の哀歓、創作の秘密、また北の町の暮しあれこれ。
軽妙率直に語られる“女の真実”。

パステル色の人名簿
日曜日の男たちへ
札幌に暮らす
私の創作空間
「時に泣いてこそ男」と男どもを叱咤。女性を激励。その合間、静かに感じる北国に暮らす歓び。
勇気と安らぎが渾々と湧くエッセイ満載

日中に4・5時間の執筆で外が暗くなると机を離れる。
夜の9時にはベットに入って、それからぼんやりと寝酒を楽しむ
あとの残りの時間は読書よ映画ビデオ。外出もあんまりしない。
・ずっと親と同居している。20歳で結婚し、それから6年後に離婚したけれど
その間も夫とともに我が家で生活。
・決まり
洗顔と歯磨きは一日3回
喫煙者

熟れてゆく夏
文芸春秋 (1991-10出版)
男と女──その愛と性のかかわりの背後にうごめくエゴイズムや孤独感、焦躁感を、
澄明な文体でみごとに描いた直木賞作家の中篇集

若くない日々
◆夢ふた夜◆フレンズ◆ドリンカー◆若いひと◆オープニング

幻冬舎 (2007-02-25出版)
四十代〜五十代の女性たちを描く、藤堂志津子の傑作小説。

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