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私の読書感想メモ

坪野 吉孝【著】 生活習慣病、その「常識」で防げますか?―意外に知らない健康情報のウソとホント

PHP研究所 (2005-09-05出版)
第1部 健康情報を読み解く基礎知識(健康神話が覆された四つの注目すべき研究;
必ずしも当てにならない「ポジティブ情報」の傾向と対策;健康情報の活用に際して知っておきたい科学研究論;
いまもっとも信頼性の高い世界的「実践段階の情報」;現時点で妥当と考えられる健康生活のファイナルアンサー)
第2部 これが信頼性の高い世界の健康情報50(食べ物と生活習慣病;生活環境と生活習慣病;
がんの最新知見;意外な要因で病気に襲われる?;肥満を侮ってはいけない)
“健康常識”の俗説を徹底的に検証!

β-カロテンはガン予防に効果なし?──巷間よくいわれる“健康常識”を見直し、何がホントで何が間違っているかを検証します。

「野菜を食べれば、大腸がん予防に効果的」──それって、ほんとうでしょうか? 
いま、これまで“定説”とされてきた健康神話が崩れつつあります。
この「野菜=大腸がん予防説」も、従来考えられてきたほどではないという研究報告が世界で相次いでいます。
本書は、最新の研究をもとに、生活習慣病についての“新常識”をご紹介するものです。

▼第1部では、ちまたに氾濫する健康情報を見分けるポイントを説明します。
どれが信頼でき、どれが眉唾か、峻別するための基礎知識が身につきます。
第2部では、いよいよ、現在もっとも信頼できる世界レベルの生活習慣病の“新常識”を解説。
「大豆イソフラボンと乳がんの関係は実ははっきりしない」「喫煙は肺がんだけではなく胃がんのリスクも上昇させる」
「性格とがんの関係はあまりなかった」などなど、いい加減なウワサを一掃! 
根拠の薄弱な健康情報に踊らされないための、待望の健康ガイドブックです。

●第1部 健康情報を読み解く基礎知識 
●第2部 これが信頼性の高い世界の健康情報50 
[1]食べ物と生活習慣病―アルコールと大腸がん/アルコールと痛風/魚と肺がん ほか 
[2]生活環境と生活習慣病―睡眠時間と冠動脈疾患/大気汚染と心筋梗塞/ストレスと心臓病・脳卒中 ほか
 [3]がんの最新知見―働き盛りのがん/急増しているがん/サプリメントと消化器がん ほか
 [4]意外な要因で病気に襲われる?―歯の健康と脳梗塞/身長と死亡率/車の色と事故率 ほか
 [5]肥満を侮ってはいけない―体力と糖尿病/肥満とがん/肥満と医療費 ほか
坪野吉孝[ツボノヨシタカ]
1962年、東京都生まれ。93年、東北大学大学院修了(医学博士)。国立がんセンター研究所研究員、
ハーバード大学客員研究員、東北大学助教授を経て、2004年4月より東北大学教授

今最も信頼性の高い「実践段階の情報」 世界保健機構
たばこと健康についての米国政府の報告書
(全身にわたって害を及ぼす)
基本 シンプルな生活習慣が大事
何をどれだけ食べるか?
サブリメントは不要
肥満・運動・禁煙