私の小さな旅、トップに戻ります 私の読書メモに戻ります

プラウザの「←戻るボタン」で戻り下さい

私の読書感想メモ

太宰 治【著】 走れメロス

太宰 治 (だざい おさむ、男性、1909年6月19日 - 1948年6月13日) は、日本の小説家。
本名、津島 修治(つしま しゅうじ)。 津軽郡金木村(現在の青森県五所川原市)生れ。東京大学仏文科中退。
芥川龍之介の自殺を聞いて「作家はこのようにして死ねのが本当だ」
学生時代から作家を希望するが、自殺も繰り返す。
1935年、『逆行』が第1回芥川賞候補。結婚後、『富嶽百景』『斜陽』などを書き、流行作家となったが、1948年、玉川上水に入水。
『人間失格』『グッド・バイ』などが遺された。

暴君ディオニスに死刑をいいわたされ、3日の日限で妹の結婚式に出たメロス。だが、身代わりの親友を助けるため、約束の日の日没までに市の刑場にもどらなければならない。
王の暴虐邪智を打ち破り、友の信頼に応えるためその日、メロスは濁流を泳ぎ、山賊と戦い、矢のように走った……。
牧人メロスは、三日後の日没までに処刑されるため、都に戻ってくると王に約束した。

王様「疑うのが正統の心構えなのだと、私の教えてくれたのは、おまえたちだ。
人の心はあてにならない。
人間はもともと私欲のかたまりさ。信じてはならね。
走れ、メロス、遅れてはならね。
定番ともいえる勇気と友情の物語

さよならを言うまえに―人生のことば292章
河出書房新社 (1988-09-03出版)

生れて、すみません―。
39歳でみずから世を去った太宰治が、悔恨と希望、恍惚と不安の淵から、人生の断面を切りとった、煌く言葉の数々。
愛と死、生い立ちの記、世間というもの、男と女のこと、文学と生活について等々、
人間と人生への心にしみる痛切な祈りを全著作・書簡から抜粋しテーマ別に編成。
没後40年、いまなお圧倒的共感を受け読みつがれる、太宰文学のエッセンス。

わが半生を語る
生きること、愛すること
「芸術」について
「人間」というもの
津軽通信
如是我聞

津軽
「私は津軽に生れ、津軽に育ちながら、今日まで、ほとんど津軽の土地を知っていなかった」。
戦時下の1944年5月、太宰治は3週間かけて初めて津軽地方を一周。
郷里の風土や歴史、自らにも流れる津軽人気質に驚嘆、慨嘆、感嘆の旅は、やがてその秘められた目的地へと向かう。
ユーモアに満ちたふるさと再発見の書。

1 巡礼
2 蟹田
3 外ヶ浜
4 津軽平野
5 西海岸
「私は津軽に生れ,津軽に育ちながら,今日まで,ほとんど津軽の土地を知っていなかった」.
1944年,太宰治は初めて津軽地方を一周.郷里の風土や人情を,ユーモアをこめて描いたふるさと再発見の書.

人間失格

三心堂出版社 (1998-09-07出版)
徹底した自己破壊、人間に対する絶望…。
内面の真実を探究し現代人の孤独を浮き彫りにする、最後の自伝的作品。

斜陽

本書は戦後の没落貴族を描いた太宰文学の代表作の一つである。
作品は作者(太宰)が得意とした女性の告白形式を用いた作品で、
没落貴族の家庭に生まれた娘(かず子)息子(直治)、とその母、また直治の友人であり
流行作家上原の四人のそれぞれの破滅への道を綴った傑作である。

女生徒

女性の独白形式による書き出しではじまる作品を収めた。昭和十二年から二十三年まで、
作者の作家活動のほぼ全盛期にわたるいろいろな時期の心の投影色濃き女の物語集。

私の小さな旅、トップに戻ります 私の読書メモに戻ります