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私の読書感想メモ

ターシャ・テューダー著 こねこのクリスマス
クリスマスの前夜、雪が吹きすさぶ森の中を、一匹のこねこが歩いていました。
同じころ、近くの農家では、二人の坊やが心配そうに、サンタが来るのを待っていました。
夜が明け、静まりかえった森に鈴の音が響きわたると、こねこと坊やたちに、すてきなクリスマスがやって来ました。

テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年、アメリカ・ボストンに生まれる。父親は飛行機やヨットの設計者、母親は肖像画家。9歳の時、両親が離婚。
父の親友の家に預けられ、その家の型破りな気風から大いに影響を受ける。
15歳、学校をやめ、一人暮らしを始める。23歳、結婚。「パンプキン・ムーンシャイン」出版。
30歳、ニューハンプシャーの田舎に越す。4人の子供(2男2女)に恵まれる。
42歳、“1 Is One”でカルデコット賞受賞。46歳、離婚。56歳、
さらなる田舎、バーモント州の山奥に18世紀風の農家を建てて、一人で暮らし始める。レジャイナメダル賞受賞

思うとおりに歩めばいいのよ―ターシャ・テューダーの言葉
メディアファクトリー (2002-10-05出版)

バーモントの山奥で、ガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫する絵本画家ターシャの、自由な精神あふれる言葉の宝石箱。

1 幸福とは、心が充たされること
2 世界を好きなように造れる職業
3 子どもの気持ちは、ちょっとしたことで楽しくなる
4 ガーデニングとガーリックと山羊の乳
5 価値のある良いことは、時間も手間もかかるもの
6 死さえ怖くないのは、人生に悔いがないから

みんなが本当に欲しいのは、物ではなく心の充足です。
幸福になりたいというのは、心が充たされたいということでしょう。
私はここの何もかもに満足しています。
家にも庭にも、動物達にも天気にも、バーモンドのすべてに。

私は、一人の時間が好きです。
自分勝手だと思われてもいいの。
こどもが家を出ていき、
二度と一緒に住みたがらないと言って淋しがっているお母さん達。
ちょっと回りを見回してごらんなさい。
やろうと思えばできる楽しいことが、たくさんありますよ。
人生、長くはないんですもの。
うかうかしてると、何もできないうちに終ってしまうわ。

もし私に人生哲学があるとしたら
ソローの言葉が一番よく代弁してくれます。
「夢に向って自信を持ってすすみ
思い描いた人生を生きようと努力するのなら
思わぬ成功を手にするだろう」
まったくそのとおりです。
この言葉は、私の人生そのものです

ターシャ・テューダー最後のことば―ラスト・インタビュー「人生の冬が来たら」

白泉社 (2009/06/17 出版)

詳細
2008年6月18日、帰らぬ人となったターシャ・テューダー。
本書は月刊MOEに掲載された彼女最後のインタビュー2編と、家族の証言をまとめたものです。
暮らしについて、仕事について、人生について、ターシャ92年の生涯を締めくくるインタビュー集です。


日本のみなさまへ 「晩年のターシャ・テューダー」(セス・テューダー)
1 暮らしに喜びを見つけるのに、大切なことは何ですか。
2 古いものや手づくりのものは、なぜ素晴らしいのですか。
3 幸福や理想は、追い求めすぎないほうがいいのでしょうか。
4 これまで人生で、あなたの作品はどんな意味をもっていましたか。
5 人生に冬が来たとき、何を心がけたらいいのですか。
家族が語るターシャの素顔

著者紹介
テューダー,ターシャ[テューダー,ターシャ][Tudor,Tasha]
1915年8月28日、アメリカ、ボストンに生まれる。23歳で初めての絵本『パンプキン・ムーンシャイン』を出版。その後、4人の子どもたちとの暮らしなど、
美しい日々を描いた絵本を数多く発表。写真家リチャード・W.ブラウンによる庭や家の写真集でもよく知られる。
アメリカ、バーモント州で1830年代の暮らしを続けた。2008年6月18日、自宅で逝去。享年92歳

テューダー,セス[テューダー,セス][Tudor,Seth]
ターシャ・テューダーの長男(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

生きていることを楽しんで―ターシャ・テューダーの言葉 特別編

メディアファクトリー (2006/12/15 出版)

私はいくつに見られようと平気よ。
今の自分にできることをすれば、91歳でも堂々と生きられるわ。
憧れの絵本画家ターシャが自らの価値観をあますことなく書き下ろした特別編。
本編の写真はすべて2006年に撮影。
1 何もしなければ何も生まれない
2 老いていく自分を慈しむ
3 わたしを育ててくれた人達
4 それぞれの子どもに、それぞれふさわしいことを
5 完璧なのは咲いたばかりの花くらい
6 自分の家を好きなようにできる一人暮らしの楽しさ
7 絵本作りと旅
8 この世は生きている人のもの
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