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私の読書感想メモ

なぜ生きる
明橋 大二 (著), 伊藤 健太郎 (著), 高森 顕徹



(「MARC」データベースより)
はたして人生の目的はあるのか、ないのか。現代人が直面する問題点を中心に文学者や思想家の人生論を掘り下げ、親鸞聖人の言葉を通して、古今東西変わらぬ、人生の目的を明らかにする。

どんな行動にも目的があるように、人生にも目的があります。生きる満足感がないのは、ゴールを知らずに走っているランナーと変わりません。
第一部では、臓器移植、延命治療、自殺、キレる子供たちなどの直面する問題を中心に、文学者や思想家の人生論を掘りさげるだけでなく、宇多田ヒカル、B'zらの言葉を引用しながら生きる理由を探っています。
第二部では、親鸞研究に取り組んできた著者が、親鸞聖人の"なぜ生きるか"の解答に焦点を絞り、『教行信証』『歎異
なぜ生きる』の、本文の一部を掲載します。
どんな行動にも目的があります。人生にも……
なぜ生きるかがわかれば、ひとは苦悩すら探し求める
つらい思いをして病魔と闘うのは、幸福になるため
自殺が増えるのは、命の重さがわからないから
闇の中を走っているから、何を手に入れても、安心も満足もない
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高森 顕徹
昭和4年、富山県生まれ。龍谷大学卒業。日本各地や海外で講演、執筆など。著書に『光に向かって100の花束』など多数
明橋 大二
昭和34年、大阪府生まれ。京都大学医学部卒業。精神科医
伊藤 健太郎
昭和44年、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了(専攻 科学哲学)。哲学者
・「仕事」 が 「人生の目的」 なの? 侘しくありませんか?
(スタ−になって自由でなくなって音楽をやめたくなるほだった)宇多田ヒカル
・「考えてみるとだね、 一生働きつづけて
 この家の支払いをすませ、 やっと自分のものになると、
               誰も住む者はいないんだな」
(モンロ−最後の夫「セ−ルスマンの死」売っていたのは時間)
・無益な生涯だったと気づいたり、 罪の山積に驚くのは、
             人生でもっとも悲惨な瞬間だ
・もう二度と来ない幸せを経験すると、
     その後の人生がずーっとつらい
終わりなき道
アルバムの売り上げのトップを走るB’Z
稲葉浩志「アルバムとかツワ−もすごく集中して、「これが最高だ!って思って
やっているんだけれど、終わってみるといつも”まだまだだ!”ってことに
なっちゃうですね、なぜか」