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私の読書感想メモ
神保 龍太 (著), 阿部 幸夫 面白いほどよくわかる三国志―
英雄・豪傑たちの激闘の軌跡と三国興亡のすべて 学校で教えない教科書
劉備、曹操、孫権、孔明…。三国志ビギナー向けに、英雄達の活躍とその舞台となった歴史を図解。登場人物、エピソード、故事名言、ストーリーの流れが面白いほどよくわかる! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 阿部 幸夫 1929年東京都生まれ。中国文学者。元実践女子大学文学部教授。前後して成城大学、文教大学、昭和女子大、北海道大学、中国人民大学、金沢学院大学に出講 神保 龍太 1956年東京都生まれ。作家、料理評論家。雑誌『ブルータス』『エスクァイア日本版』等に コラムを執筆 |
序章 10分でわかる「三国志」時代解説 |
天下は乱れて 後漢末期。外戚・宦官の横行による政治の腐敗。天変地異による大飢饉の発生。役人の怠慢によると思われるが、後漢戸籍上5000万人いた人口が10分の1になったという「黄巾賊」が後漢王朝の打倒をめざして立ち上がるが、全国的に広がる。 あわてふためいた後漢政府は各地の義勇軍を募集して「黄巾の乱」を鎮圧する。 黄巾の乱も鎮圧され、再び政治の腐敗が始まる。霊帝の寵妃何皇后の兄である大将軍何進と宮中を牛耳る宦官(十常侍)の確執。 霊帝崩御→新帝(少帝弁)即位。何進(かしん)暗殺・何進(かしん)の同士・袁紹は、軍隊をひいて宮廷に乗り込み、宦官を皆殺し。 若い皇帝・劉弁が位についていたが、弟の劉協(りゅうきょう)とともに避難する途中で、将軍の董卓につかまる。董卓は宮中の混乱に乗じて洛陽に入京。しかし、そのあまりの暴虐ぶりに、渤海太守袁紹を始めとする反董卓連合軍が結成される。その勢いを避けるため、董卓は長安遷都を強行。その後も董卓の暴虐に限りはなく、ますますその度を増していく。その状況に心を痛めた司徒の王允は、董卓の腹心の部下である呂布と謀り、董卓を暗殺する。 |