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私の読書感想メモ

やぶさか対談 / 東海林さだお著・椎名誠著


東海林さだおと椎名誠が大江健三郎、ドクター中松、鈴木その子、田嶋陽子をはじめとする
著名人を迎えて行った対談集。
ノーベル賞からラーメン王まで、巨大な才能、ユニークな個性をこのふたりがもみほぐす!
「すぐ欲しくなる売り方」
川口隆史氏(実演販売王)
実演販売人で秋葉原デパ−トが本拠地で20年してる。
・実演販売するのを”卓をうつ”っていう。お客さんがいなくてカラッポだから”カラ卓”
人を集めるコツは
@目に訴えて寄せる。野菜のきれいな飾り切りみたいなのをやってみせると面白いから立ち止まる
Aお客さんの耳。僕らが喋る、あるいは音を立てる、そうすると「何だろう?」って集める
・昔はキツイ目をしていた。売れないとイライラして「何でこれだけやってるのに買わないのッ」とかそれで売れても売れなくても、自分の一番いい表情をくずさない。お客さんにはいやな顔は見せないようにしようと練習した。だから今は自然体です。

椎名 誠【著】 岳物語
集英社 (1989-09-25出版)

山登りの好きな両親が山岳から岳から名付けた、シーナ家の長男・岳少年。
坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、ケンカはめっぽう強い。
自分の小遣いで道具を揃え、身もココロもすっかり釣りに奪われてる元気な小学生。
旅から帰って出会う息子の成長に目をみはり、悲喜こもごもの思いでそれをみつめる「おとう」…。
これはショーネンがまだチチを見棄てていない頃の美しい親子の物語。
著者初の明るい私小説。

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。映画監督としても活躍。著書は、「犬の系譜」(吉川英治文学新人賞)
、『アド・バード』(日本SF大賞)など多数ある

かえっていく場所
◆桜の木が枯れました。◆高曇りの下のユーウツ◆窓のむこうの洗濯物◆東京の白い夜景◆冬の椿の山の上
◆屋上男の見る風景◆エルデネ村の狼狩り◆アザラシのためのコンサート◆波止場食堂のノラ犬たち
◆雪山の宴。キタキツネの夜。◆イイダコの水鉄砲◆プンタ・アレーナスの金物屋
集英社 (2003-04-10出版)
東京・自宅の屋上、沖縄のホテル、モンゴル、スコットランド、世界各地で…。
時を変え、場所を変え、考える様々な出来事。
人生に訪れる幾多の邂逅と別離、歓びや悲しみ。
心模様を描きつづけた、私小説の決定版。

哀愁の町に霧が降るのだ
三五館 (1994-01-29出版)
椎名誠とそのやさしくも狂暴な仲間たちがくり広げる、愛と闘魂と食欲と大酒の七転八倒、されどひたむきな大ロマン青春譜。

話はなかなか始まらない
まだ話は始まらない
緊急対策中途解説の項
吹きだまり高校の寒い春
血とバラと必殺技の日々
ごったがえしのビートルズ
六本木で夜だった
女たちの夏
なかがき
おれたちに夜明けはない〔ほか〕

本などいらない草原ぐらし
角川書店 (2006-11-25出版)

車で書店に出かけては新刊を山のように買い、町をうろうろ歩き回って古本を手に入れる。
自宅の書棚の前に立って、タイトルも装丁も中身もいい、三拍子揃った「美人本」について考える。
会津の山奥、モンゴルの平原で続く長期の映画撮影にも、気になる本を連れて行く。
世界中のどこにいても何かを読まずにはいられない!旅と本への愛情に満ちあふれた、椎名誠の「移動本読み」エッセイ。

書きたい本・書いてきた本
ホネ・フィルム宣伝騒動記
花について
いやはや企業群
齢の話
記憶漂流
暑さの夏にオロオロ読んで
発想の刺激
ニオウ本
どこで本を買うか
本を抱えてまたニヤリ
元気のない旅
まんぜんとまた次の日へ
移動本読み記
真実の事実はエライ
本などいらない山村生活
雨の中で小型の本を
ムハハハ力
錯乱読の海
ロビンソンの一冊
うどんだけが人生だ
顔のもんだい
収穫の街
本の名前
ぼくの書棚の美人本
本などいらない草原生活

犬の系譜
講談社 (1988-01-11出版)
姉が大妻女子大に合格し、兄の享一が高校1年になり、
わたしが小学6年になったばかりの春に突然父が死にました。
私といっしょに世田谷から千葉の海べりの町に引っ越して来た初代パチ。
二代目ジョンがいなくなり、父が死に、兄が結婚して母は陽気になった。
モップみたいな三代目チヨが死んで、我が家の犬の系譜もとだえてしまった。
家族の転変を三代の犬を軸にいきいきと描いた自伝的長編。
吉川英治文学新人賞受賞。

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