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私の読書感想メモ

嶋岡晨/編著 赤木孝之   日本の名著3分間読書100 『古事記』から『司馬遼太郎』まで

古典の時間 近世
狂雲集(一休宗純) 風狂の詩人−禅僧の声
室町時代の大徳寺48世で狂雲子と名乗っていた。27歳のときに、カラスの鳴くのを聞いて悟った。
栄達に背を向け、京都を中心に転々とした。
77歳のときに、旅の遊芸人、盲目・森女(しんにょ)とその後恋愛の生活になる。
禅的宗教的色彩が濃く、純粋な人間性の詩人的感覚は「狂雲集」に結晶。
蕪村句集(与謝蕪村)
1716年〜1783年
洒脱な郷愁−その絵画的創造力
すぐれた画人でもあったことを反映し、そのまま絵になるような印象鮮明な光景を詠んだ句が
多く載せられている。画面を東西に大きく切り取ったところが、画の手法に基づく。
蕪村の句は読み手に救いをもたらすような、切ないが、春光あふれる郷愁