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私の読書感想メモ

関口 真理【編】 インドのことがマンガで3時間でわかる本―BRICsの一角で注目される

明日香出版社 (2006-01-31出版)
旅行ガイドではカバーしきれない形のインド滞在、駐在、出張、インターン、留学などに対応するよう、ビジネス、政治経済、外交などのトピック満載。
そうした場面で出会うインド人を知る手がかりとして、ミドルクラス社会の分析、滞在を楽しむためのカルチャー・トレンドにも言及。

第1編 現地ビジネス体験編(インドビジネス最前線―肌で感じるインドの躍進;インドでのビジネスを成功させるには ほか)
第2編 インド経済編(飛躍するインド経済;インドビジネスの足元)
第3編 大国インドの姿(現在のインド政情と国際情勢;遠近感巧みな外交戦略)
第4編 パワーあふれるインドの人々編(生活に密着した宗教と伝統;気になる隣人の暮らしぶり)
第5編 インドはクールだ編(極楽インド生活;近いか遠いか、日本とインド)

この書籍は、「日本書籍総目録」に存在しますが、品切れの場合もありますので予めご了承下さい。
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関口真理[セキグチマリ]
1962年横浜市生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了(南アジア近現代史)。亜細亜大学非常勤講師。1993年よりインド・南アジア情報の月刊ニュースレター「インド通信」の編集を担当。
高校時代にネパールを訪問して、南アジアに関心を持つ。最近の研究テーマは、アメリカのインド系社会、インドのネパール系社会、インドの最新大衆文化、など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


「ブラミン=司祭」「クシャトリア=王侯武士」「バイシャ=庶民商人」「シュードラ=隷属民、手工業農民」の4つ。これはインド古典の「四姓(ヴァルナ)制度」からの理念的説明で、ネパールのカースト社会は、様々な名称を持った多くのカーストが存在します。又、名前からその人のカースト・職業が分かります。

カーストという単語はもとポルトガル語で「血統」を表す語「カスタ」(casta)である。そこからインドにおける種々の社会集団の構造を表す言葉になった。インド以外の身分制度もカーストの名で紹介されることがある。

カースト間の移動は認められておらず、また、カーストは親から子へと受け継がれる。結婚も同じカースト内で行われる。

カースト以下の人々もおりアチュートという。「不可触賎民(アンタッチャブル)」とも翻訳される。力がなくヒンドゥー教の庇護のもとに生きざるを得ない人々である。にも拘らず1億人もの人々がアチュートとしてインド国内に暮らしている。彼ら自身は、自分たちのことを『ダリット Dalit』と呼ぶ。ダリットとは壊された民 (Broken People) という意味で、近年、ダリットの人権を求める動きが顕著となっている。
ひとつの仕事しかいない。例えばお茶くみならそれだけ。

国民のほぼ81%がヒンズー教徒となっています。世界の古代宗教の一つであるヒンズー教は、およそ5000年前に発展したと言われています。
紀元前500年程前に、ヒンズー教以外に仏教とジャイナ教という二つの宗教が誕生しました。今日のインドでは、この二つの宗教を合わせても人口の1.2%以下の割合ですが、これらの宗教がインドの文化や感性にもたらした影響はその割合を遥かに超越しています。また、ヒンズー教、仏教、ジャイナ教の三つの古代宗教は、インドの哲学と思想を形作りました。シーク教はインドの比較的新しい宗教で、15世紀に発展しました。現在シーク教徒は、インドの人口の2%ほどを占めます。他にも新しい宗教を発展させようとする試みがありましたが、必ずしも成功しませんでした。しかし、そういった動きにより、インドの秘教神教や精神的な深さを増すこととなりました。
インドで発展した宗教の他にも、インド以外の宗教を信仰する人々もいます。イスラム教徒は、圧倒的にインドの人口の12%にも上ります。キリスト教徒は2%以上の割合で、ゾロアスター教徒(パーシ)は少数派ですが、その存在は確かに見られます。その他、インドには数千人のユダヤ教徒もいます。
仏教0.8%
女性ー鼻ピアスは妻が天狗にならないように。
腕輪ー夫を名前で呼ばない風習があり、手招きしてプレスレットの音で夫を呼ぶ。
耳ピアスー重いピアスでよく穴が広がり夫の話を聞けるように。
ネックレスー既婚者の印