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私の読書感想メモ
作・絵: スーザン・バーレイ 「わすれられないおくりもの」
発行日: 1986年10月
賢くて何でも知っているアナグマは、いつもみんなから頼りにされ慕われていました。 でも、秋の終わり、年取ったアナグマは自分の死を悟ります。 そして、ある夜、長いトンネルを浮き上がるように走る夢を見ながら死にました。 「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら アナグマより」という手紙を残して――。 かけがえのない友だちを失い、残された仲間たちは悲しみでいっぱいです。 みんな、どうしていいかわかりませんでした。 春が来て外に出られるようになると、みんなは互いに、いろいろなことを教えてくれた優しいアナグマの思い出を語り合うようになりました 野原のみんな、ひとりひとりにアナグマが残していったすてきなおくりものとは・・・・・!? アナグマが死んだ。でも、みんなの心の中で、大すきだったアナグマは生きている。 アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。 冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない・・・。 友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です まわりのだれからも、したわれていたアナグマは、年をとって死んでしまいました。 かけがえのない友を失ったみんなは、とても悲しみます。 しかし、アナグマはみんなにすばらしいおくりものをのこしていってくれたのでした。 それは、どんなおくりものだったとおもいますか? そして、みんなはどうやって悲しみをのりこえていくのでしょうか・・・・・・ 春が来て,森のみんなが次々にアナグマとの楽しい思い出を語っていく場面が感動的である。 日本ではなじみが薄いけれども,英国では「アナグマ(badger)」が人々に大変愛されている。 |