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私の読書感想メモ

杉浦 幸雄 (著)ボケへの恐怖

人生の達人はボケをどうとらえるか?わが身のボケ、身内のボケ、ボケにまつわる名エッセイ16篇。

内容(「MARC」データベースより)
人生の達人はボケをどうとらえるか? ボケを楽しむ、ボケを追い返す、ボケと闘う、ボケを受け容れる…
中野孝次、三浦浩、古井由吉らによる、わが身のボケ、身内のボケなどボケにまつわる名エッセイ16篇。


浪費せよ、恋をせよ、大志を抱け(杉浦幸雄)
「溲瓶をくれ!」―ゲーテ(西義之)
天が命ずるなら(阿木翁助)
出発に年齢はない(萩原葉子)
宇宙見物で焦点を絞る(根本順吉)
女房の分まで生きてみよう(波多野完治)
「九十八プラス二」思考(糸川英夫)
ボケなかった先輩の真似をする(中野孝次)
母を殺そうとしたとき(佐々木久子)
父が痴呆と診断されたとき(三浦浩)〔ほか〕

「溲瓶をくれ!」―ゲーテ(西義之)
下僕フリ−ドリヒのメモ
「もっと光を!なんて言葉ではなく壁によりかかりながら溲瓶をくれと
要求し抱きかかえながら死んでいった。
管理人からのメモ
ゲ−テ最後が書かれているが事実かどうかは分からない。
一番心に残ったのは三浦朱門−「親は子のために死すべし」
これは残念だけれども仕方がないと思うが、だけど死にたいといって死ねる訳でもなし。