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私の読書感想メモ

沢木 耕太郎【著】 無名
幻冬舎 (2006-08-05出版)
一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。
そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。
混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。
病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。
生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京都生まれ。横浜国立大学卒。独自の手法と文体で数々の作品を生み出し、
ノンフィクションの世界を広げたといわれる。
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『テロルの決算』などがある


貧乏だけど贅沢

文芸春秋 (1999-02-25出版)
旅をめぐる十の対話。
香港、ホノルル、ラスベガス、ハバナ、マカオ、マラケシュ…。
全地球を駆ける十人との優雅なるダイアローグ。

森の少女とカジノの男(井上陽水)
贅沢な旅(阿川弘之)
十年の後に(此経啓助)
死に場所を見つける(高倉健)
旅を生き、旅を書く(高田宏)
出発の年齢(山口文憲)
終わりなき旅の途上で(今福龍太)
だから旅はやめられない(群ようこ)
ラテンの悦楽(八木啓代)
博奕的人生(田村光昭)
なぜ旅に出るのか。なぜ旅を続けるのか。そしていかにして旅を終わらせるか……。
「ここではないどこか」に魅せられた十人との対話


深夜特急 香港・マカオ

新潮社 (1994-03-25出版)
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く―。
ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。
途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。
マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。
1年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。
いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ。

第1章 朝の光―発端
第2章 黄金宮殿―香港
第3章 賽の踊り―マカオ
対談 出発の年齢(山口文憲・沢木耕太郎)


敗れざる者たち
ボクシングの輪島・内藤、野球の榎本・難波・土屋、マラソンの円谷等、
その青春をスポーツの勝負に賭けて燃え尽きていった若物達への羨望と共感をこめた人物紀行

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