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私の読書感想メモ

新福 尚武(しんふくなおたけ) 老いとは何かを伝えたい―老いのあり方
 ぼけ研究の最前線


老いを知るために。
老いにそなえて―ぼけ研究の最前線をみる

人は老齢期になると、日に日に失うものが多くなってきます。
「心身の健康の喪失」、「経済的基盤の喪失」、
「社会的つながりの喪失」、「生きる目的の喪失」が “四つの喪失”といわれています。
老人で、いちばん寂しいことは、する仕事がないことである
老人で、いちばん惨めなことは、人間らしい生活ができなくなることである。
老人で、いちばん悲しいことは、敬して遠ざけられることである。
老人で、いちばん醜いことは、過去にしがみついて生きていることである。
老人で、いちばん不幸なことは、“老い”を受け入れられないことである。
老人で、いちばん幸せなことは、事柄の本質が見きわめられるようになることである。
老人で、いちばん嬉しいことは、まだ社会に役立つことができると自覚できることである。
老人で、いちばん美しいことは、若い者のために陰の力となってやることである。
老人で、いちばん楽しいことは、年齢のことなど忘れて好きなことに没頭することである
一、 老人で、いちばん尊いことは、死を忘れないことである。