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私の読書感想メモ

ペック,ロバート・ニュートン【著】 豚の死なない日

白水社 (1996-02-05出版)

1920年代、ヴァーモントの貧しい農家の少年ボブは、隣人の牛のお産を助けたお礼にもらった子豚を丹精こめて育てていた。
だがやがて、誇り高い生き方を教えてくれた父は不治の病に侵され、さらに不妊症が判明した豚を殺さねばならなくなる。
あまりにも大きな試練がボブに科せられた…生きることの喜びと悲しみが簡潔な描写で語られ、子供から大人までさまざまな感慨を呼び超こす現代の古典。

 子供から大人まで全米で150万人が感動した大ロングセラー待望の本邦初訳。
ヴァーモントの貧しい農家の少年ロバートを主人公に、土に根ざして生きる人々の交流と、
動物たちへの愛情が生き生きと描かれる。
誇り高い生き方を教えてくれた父の死により一人立ちしていくロバートの姿は、万人の胸に迫る。