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私の読書感想メモ

アルボム,ミッチ【著】〈Albom,Mitch〉 モリー先生との火曜日

それは大学卒業後、16年ぶりの再会だった。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていたモリー先生は、「あと4ヵ月か5ヵ月の命かな」と言った。
しかし先生は嘆くどころか、人に助けられることを「楽しもう」としていた。
「ミッチ、この病気のおかげで教えられていることは何か、教えてやろうか」ふたりだけの火曜日の授業が始まった。
小さなハイビスカスのピンクの花のそばで。
愛、社会、家族、老い、許し、そして死について。
あなたには、本当の先生と呼べる人がいますか。

THE CURRICULUM
THE SYLLABUS
THE STUDENT
THE AUDIOVISUAL
THE ORIENTATION
THE CLASSROOM
TAKING ATTENDANCE
THE FIRST TUESDAY―WE TALK ABOUT THE WORLD
THE SECOND TUESDAY―WE TALK ABOUT FEELING SORRY FOR YOURSELF
THE THIRD TUESDAY―WE TALK ABOUT REGRETS〔ほか〕

アルボム,ミッチ[アルボム,ミッチ][Albom,Mitch]
アメリカのフィラデルフィア生まれ。『デトロイト・フリープレス』紙のコラムニスト。
ABC、WJR‐AMラジオのパーソナリティ。テレビ解説者。
1970年代後半、ブランダイス大学で社会学教授のモリー・シュワルツと初めて出会う。
卒業後、コロンビア大学でジャーナリズムを学び、修士号を取得、スポーツコラムニストとなる。
洞察力のある記事が高く評価され、AP通信による全米No.1コラムニストに過去13度選ばれている。
1997年に発表した本書『モリー先生との火曜日』は、40週あまり全米ベストセラーを続け、
34ヵ国で30の言語で翻訳出版された。1999年にはテレビ映画にもなった。
2003年、初めてのフィクション『天国の五人』を発表、『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラー第1位を獲得
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、偶然テレビで大学時代の恩師の姿を見かける。
モリー先生は、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていた。
16年ぶりの再会。
モリーは幸せそうだった。
動かなくなった体で人とふれあうことを楽しんでいる。
「憐れむより、君が抱えている問題を話してくれないか」モリーは、ミッチに毎週火曜日をくれた。
死の床で行われる授業に教科書はない。
テーマは「人生の意味」について。

カリキュラム―恩師の生涯最後の授業は、週に一回先生の自宅で行われた。
講義概要―モリーは死を人生最後のプロジェクトに据えた。私に学べ。
学生―夢破れてからぼくは、仕事に夢中になった。
視聴覚教室―モリーは有名なインタヴュアーの番組に出演した。
オリエンテーション―モリーとの再会。ぼくは昔のような将来のある学生ではなかった。
教室―私は今でも君のコーチだよ。
出欠確認―モリーの過ごしている時間の質が、うらやましくなった。
最初の火曜日―世界を語る
第二の火曜日―自分をあわれむこと
第三の火曜日―後悔について〔ほか〕