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私の読書感想メモ

枡野 浩一【著】・朝倉 世界一【画】 石川くん―啄木の短歌は、とんでもない!
朝日出版社 (2001-11-01出版)

石川啄木って、こんなやつだったのか?!嫌いだけど好き、好きだけど嫌い!あなたの内なる「石川くん成分」をあぶりだす。

石川くんと妻
石川くんと十五歳
石川くんと仕事
石川くんと口笛
石川くんの疲れ
石川くんの顔
石川くんのプライド
石川くんとママ
ぐずぐずの石川くん
石川くんと砂〔ほか〕
もの書きであり歌人である枡野浩一さんが、石川くん=石川啄木の歌を、今の時代の言葉の歌に変身させました。
思わず笑ってしまうほどリアルな石川くんの姿が描かれている、「おとなのための絵本」なんですよ。
挿し絵は、朝倉世界一さん。超かわいい!
<枡野浩一さんについて>1968年生まれ。ライター。主著に『ハッピーロンリーウォーリーソング』(角川書店)、
『ますの。』(実業之日本社)、『君の鳥は歌を歌える』(マガジンハウス)、『かんたん短歌の作り方』がある。
短歌の代表作に『こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう』などがあるよ。
枡野浩一[マスノコウイチ]
1968年生まれ。ライター。歌人。ごくたまに作詞の仕事も する

メモ
打ち明けて語りて
何か損をせしごとく思ひて
友と別れぬ

たはむれに母を背負いて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず

啄木−身長158・体重45キロ