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私の読書感想メモ

孤独であるためのレッスン
諸富 祥彦 (著)


周囲に同調しすぎて、自分が何を感じ何を欲しているのかわからなくなった多数の学生やOL、
サラリーマンたち。同質社会・日本でどうしたらアイデンティティを獲得できるのか。
心理カウンセラーが孤独の深い意味とそのためのスキルを考え、ほんとうの自分と他者に出会える、という「孤独のすすめ」。
諸富 祥彦
1963年福岡県生まれ。筑波大学、同大学院博士課程修了。現在、千葉大学教育学部助教授)。教育学博士。臨床心理士。教育カウンセラー。日本トランスパーソナル学会会長。
悩める教師を支える会代表。日本カウンセリング学会理事。自称、時代と闘うカウンセラー
プロローグ 孤独は、現代をタフに、しなやかに生きるための"能力"である
今の若者にとって「あいつ、ひとりでいる。ともだちいないんじゃないか……」と思われることほど、みじめで、つらいものはないらしい。この本は、そういった不登校、ひきこもり、シングルマザー、パラサイトとといった人たちにたいする世間の目に対して、本当にそうなのだろうか? という疑問を提出。

「本来の自己を探し当てた人だけが、真に他者との出会いができる」と。
(逆に言うと、真の自己を見つけ出していない人は真の出会いができない、ということ)
「「自分は間もなく死ぬ」という厳粛たる事実をしっかり見つめよ。
絶えず、死の地点から人生を捕える視点を持て。
自分にとって本当に大切な何かと、そうでないもの(捨てて良いもの)とがはっきり違って見えてくる。
孤独=本来”〜のための孤独”であるべき。
「やるべきことはやった」と思って人生の最期を迎えたい。
自分だけは自分の味方であれ。そのためには「自分をこえた地点から自分を見守るまなざし」を
自分の中に育てよ。

友だち100人できません―無理しないで生きる・考える心理学
アスペクト (2007-05-07出版)
「恋人なんかいらない」「うつ病になって何が悪い?」「健康な体ほど不健康な状態はない」など、常識と思われている考え方を、カウンセラーの著者がことごとくひっくり返して肯定する“無理しない生き方”指南の本。

第1章 死なないための人間関係
第2章 “ひとりぼっち”も、すばらしい
第3章 病気のススメ
第4章 前向きに生きない
第5章 恋なんて、いらない
第6章 “家族愛”を疑え!
第7章 ビバ!依存症

とりあえず、学生時代の友人に連絡してみる。
人間関係を別の場所に預けて、自分の内面をみつめなおして、本当は何をしたいのかを考える
「余命5年を生きてみる」
病気の言い分に従う考えもある。
夫婦でうまくいってるのは2割。