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私の読書感想メモ

宮元 健次【著】 神社の系譜―なぜそこにあるのか
I光文社 (2006-04-20出版)
「八百万の神」と言い表されるように、日本には多様な神が祀られている。
元来、神社には神の家である本殿はなく、神奈備あるいは三諸と呼ばれる山や、神籬と呼ばれる木
、磐座と呼ばれる石などで祭祀を行い、そこに神が宿ると信じられてきた。
いいかえれば、自然そのものに神が融合していた。
このような自然=神といった概念は、どこからきたのだろうか。
本書は、神社の系譜を考える上で従来はあまり用いられなかった「自然暦」という視点を取り入れ、
新たな切り口から神々の系譜について考える。

第1章 怨霊の神々(神田神社(東京)―伝説の絶えない場所
上・下御霊神社(京都)―天皇にふりかかった怪異 ほか)
第2章 王権の神々(大神神社(奈良)―巨大な正三角形
吉備津神社(岡山)―鬼退治伝説の遺構位置 ほか)
第3章 大和朝廷と東西線(鹿島神宮(茨城)―「日立ち」と大和朝廷成立
出雲大社(島根)―朝鮮との深い関係 ほか)
第4章 氏族の守護神(春日大社(奈良)―交通安全の神
厳島神社(広島)―神社建築にない配置 ほか)
第5章 人を神として祀った社(日光東照宮(栃木)―奇妙な遺言
豊国神社(大阪)―神への再生 ほか)

厳島神社ー距離感が実際よりも強調
死期の最後ー天海・金地院崇伝。吉田神社の吉田梵舜(ぼんしゅん)から学んでいた。
秀吉を神の座から降ろした。天海・金地院崇伝が秀吉の墓から遺体を大仏殿の裏手に移した。
とおりゃんせー道真
神田明神ー将門の体をばらばらにして五街道にまつる

宮元健次[ミヤモトケンジ]
1962年生まれ。1987年東京芸術大学美術研究科修了。龍谷大学国際文化学部助教授を経て、
大同工業大学工学部建築学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

すぐわかる図説 日本の仏像
東京美術 (2003-03-15出版)
仏像の種類と意味、見かたについて、
わかりやすい文章と書きおこしイラスト図版類260点以上で解説した、簡潔・明解な入門書。
仏像に関するエピソードやコラムも楽しく読める。

序章 仏像とは
1章 仏像の形
2章 如来
3章 菩薩
4章 明王
5章 天
6章 羅漢その他
終章 仏像の造り方

法隆寺
フェノロサ=助手の岡倉天心とともに200年も封印されていた夢殿・久世観音をみる
梅原猛は「向背のつけかたが、通常は支え木でとめられるはずが、直接釘でとめられている。
釈迦如来も白ごう(びゃくごう)が釘でとめれている。
聖徳太子の怨霊封じの呪詛

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