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私の読書感想メモ

茂木 健一郎【著】 感動する脳
PHP研究所 (2007-04-02出版)

第1章 人間の「心」を支配する脳
第2章 意欲が脳を刺激する
第3章 「感動」は脳を進化させる
第4章 人と人の共感回路
第5章 「ネガティブ脳」のメカニズム
第6章 「感動脳」を育てる
人生は、ワクワクしていないと楽しくない。

「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」とアインシュタインは言った。人生は、ワクワクしないと楽しくない。

いま、脳について興味を持つ人が増えている。それは、脳が計算能力や記憶力を高める働きをするだけではなく、
実は人の感情や意欲といったものに脳の働きが深く関わっていることが科学的に分かってきたからである。つまり「心が宿る場所」としての脳への関心である。

▼一方、あらゆる情報が氾濫している現代という複雑化・多様化する社会の中で、どのように生きればいいのか? 
どうすれば自分の人生を楽しく充実して生きることができるのか? と迷い、悩む人が多い。

▼キーワードは「感動」であると著者はいう。あのアインシュタインが「感動するこ

●第一章 人間の「心」を支配する脳 
●第二章 意欲が脳を刺激する 
●第三章 「感動」は脳を進化させる 
●第四章 人と人の共感回路 
●第五章 「ネガティブ脳」のメカニズム 
●第六章 「感動脳」を育てる

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、東京芸術大学非常勤講師。
1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。
理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

釈迦の無記ーお釈迦様は生前、決して死後の世界や霊魂の存在などという問題についてお話しにならなかったと云う。
これは有名な「毒矢の喩え」によって一層明らかになります。

毒矢に射られた人が、矢を射た者はどこの種族か、名前は、弓の種類は、弦(つる)はなんの弦か、矢鏃(やじり)
・矢の幹・羽はどんな種類のものから作られたか・・とそれが分からない間は毒矢を抜かずにいるとしたら、
彼は毒がその間に体中にまわって死んでしまうだろう。毒矢を抜くことが生命を永らえる一大問題なのである。

霊魂の有無・滅不滅の問題を考えるよりも、先決問題であり一大事たる人の生きるべき真実の道を明らかにすべきである、
と釈迦は教えたのです。
他人の弱点や欠点に対して無記の心を持つ。

老いていく事に対して自分で気がつかないふりをする。
顔はシワクチャだけどそんな事は関係ないー脳も体も若くする。