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私の読書感想メモ
戒崎俊一監修 ノ−ベル賞の大常識
「ノーベル賞ってどうやって選ばれる?」 「賞金はどのくらい?」 など、ノーベル賞のすべてと受賞者の 業績がよくわかる一冊です。 |
「ノ−ベル賞のあれこれ!」 に飛びます ノ−ベル賞について勉強になるよ。 |
アルフレッド・ノ-ベル
アルフレッド・ノ-ベルは1833年スェ−デンのストックホルムに生まれる。
父のイマヌエルはロシアで機雷の開発で成功し、裕福に暮らしていた。
読書や作文が好きで、フランスの小説や小説に憧れていたが1856年・ロシアがクリミア戦争に負け・
軍事品を作っていたのでノ−ベル家は大変になる。
再起をはかり親子で新しい爆弾を作ろうとする。
1866年油状爆薬の危険性をなくすため、ノ−ベルは実験を重ね。
土にニトログリセリンをしみこませることをおもいついてダイナマイトの誕生。
19世紀後半は開発の時代だったのでダイナマイトは爆発的に売れ・各地に製造会社が作られ・ノ−ベルは
たちまち大金もちになる。そのころのヨ−ロッパは戦争の時代だったのでダイナマイトが戦争や暗殺に使われたので
ノ−ベルは「死の商人」と噂した。
そんなノ−ベルはベルタ・フォン・ズットナ−と出会う。彼女はオ−ストラリアの貴族の家に生まれ
平和運動団体を作り反戦活動をしていた。彼女に恋したが彼女の結婚は決まっていた。
50代の半ばを過ぎて、心臓の病気になったので、自分の死んだ後・莫大な遺産を人類への貢献に使うこと・
遺言書は1895年11月完成。1896年63歳で生涯を終える。
量子論の創始者 | ||
1921 | A.アインシュタイン | アメリカ |
1949 | 湯川秀樹 | 日本 |
1964 | C.H.タウンズ | アメリカ |
CDやDVDにも利用 レ−ザ− | ||
1965 | 朝永振一郎 | 日本 |
1973 | 江崎玲於奈 | 日本 |
1986 | E.ルスカ | 旧西ドイツ |
コンピュ−タ発展の基礎 IC(集積回路) | ||
2002 | 小柴昌俊 | 日本 |
1901 | J.H.ファント・ホフ | オランダ |
1908 | E.ラザフォード | イギリス |
1935 | I.ジョリオ・キュリー F.ジョリオ・キュリー |
フランス |
ピェ−ルとマリ−という偉大な科学者を両親にもったイレ−ヌ・キュ−リは自然にパリ大学を卒業。 ラジウム研究所で母の助手を勤め、同じく助手だった科学者フレデック・ジョリオと結婚。 人工的に放射線をもつ物質を作つことに成功し、二人にノ−ベル賞が与えられた。 両親につぐ夫婦での受賞だった。 |
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1944 | O.ハーン | ドイツ |
電力の30%をささえる 原子力発電(発電という便利さと核兵器という大いなる恐怖をもたらした発見 | ||
1954 | L.ポーリング | アメリカ |
1958 | F.サンガー | イギリス |
1981 | 福井謙一 | 日本 |
1991 | R.エルンスト | スイス |
人体の内部を手にとるように見られる MRI(磁気共鳴断層撮影) | ||
2000 | 白川英樹 | |
2001 | 野依良治 | |
2002 | 田中耕一 |
脳の中を撮影できる X線CT(コンピュ−タ断層撮影法) | ||
1987 | 利根川進 |
1968 | 川端康成 | 日本 |
1994 | 大江健三郎 | 日本 |
1974 | 佐藤栄作 | |
1979 | マザー・テレサ | インド |
めぐまれない人びとの{母」。マザ−・テレサの本名はアグネス・ゴンジャ。1901年現在のマケドニアに生まれる。熱心なカトリック信者の両親に育てられ15歳のときにはシスタ−になっていた。 彼女はシスタ−・テレサと呼ばれるようになり、最初は地理の先生だったが1948年修道会を出て 貧しい人びとの住むスラムの中に入っていった。 テレサは「神の愛の宣教会」を作り、捨てられた子や病気の子・病人や死にいく人びと・ハンセン病患者のための家が作られた。 テレサは世話を行う。「私は自分がこの賞をいただくのにふさわしいとは思いません。でも私がいただけば皆さんが貧しい人のことを思い出してくださるのではないかと思い、いただくことにしました」と受賞式で語った。受賞式後のパ−ティも「そうしたお金があるのなら貧しい人たちのために」とことわり、賞金も救済活動のために回された。1997年・87年の一生を終える。 |
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1999 | 国境なき医師団 |