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私の読書感想メモ

草柳 大蔵【著】 花のある人 花になる人―ゆっくり輝くための100話

グラフ社 (2001-04-10出版)
本書は、著者の膨大な女性論の中からタイトルにふさわしい百篇を精選して一冊にまとめたものです。
上梓にあたって、著者みずから全篇にわたり加筆しています。

第1章 まず、基本から考えてみよう(私の好きな三つの言葉;この一筋につながる ほか)
第2章 若い時間を整理すると(青春とは悔恨のことです;「年齢」には三つの種類がある ほか)
第3章 経験の波を乗りこえて(心に刷りこまれたもの;手際のよいひと ほか)
第4章 自分の足の位置をきめる(“気に入った顔”で暮らす;同意のための笑い ほか)
草柳大蔵[クサヤナギダイゾウ]
1924年横浜生まれ。東京大学法学部政治学科卒。雑誌編集者、新聞記者を経て、執筆活動に入る。
政治、経済、社会等の評論をはじめ、人物論、女性論、芸術論など多彩な活動で知られる。
著書に『草柳大蔵の女性抄』『礼儀覚え書』(以上グラフ社刊)のほか、『実力者の条件』『実録満鉄調査部』『斎藤隆夫かく戦えり』など多数

空海ー「近くして見難きもの、わが心」サン・テグジュベリー生きると徐徐に生まれることである」
河井寛次郎ー花をみている 花も見ている
顔ではなく風貌が大事ー人生に生きている人の顔
・大人の女性ー自立的な女 自分をみているもう一人の「自分」を持った女
背中に眼がある女
「寛容であること」

昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにをあくせく
明日をのみ思いわずらふ(島崎藤村)「落梅集」より千曲川旅情のうた
・「住んでいる部屋をみれば、その人がどんな人かがわかる」

ひとは生きてきたようにしか死なない―生病老死に関する25章

保健同人社 (1999-04-15出版)
古賀まり子と村上鬼城の間で、平気で生きるための人間作法をまとめた本。
この混沌の時代に、人生の達人がしみじみと語る生き方の指標。

第1章 老いを生きる
第2章 老いてからの生き甲斐
第3章 自問自答の中で
第4章 健康法の海の中で
第5章 年をとってからの死生観

・友の憂いにわれは泣き 我が喜びに友は舞う
・人の身体は食を求めるが、人の心は友を求める