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私の読書感想メモ
加藤 諦三【著】 不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学
PHP研究所 (2004-09-06出版)
人生の最大の敵は、「不安」である。 それを何とかしのいで、少しでも楽に生きてゆくための、「心の習慣」をやさしく教える。 第1章 なぜ不安なのか 第2章 人が怖いから迎合してしまう 第3章 真面目の落とし穴 第4章 不安のしずめ方 第5章 不安の構造 第6章 自分の人生の責任は自分にある 第7章 老いは成熟である 第8章 幸せへの処方箋 日常生活を脅かす不安への対処法を説く。 誰もが不安に悩んでいる現代。この不安に対処するすべを身に付けなければ強く生きられない。ならば、どうすべきかをやさしく伝授する。 「不安」は、心の最大の敵である。はっきり言って、「不安」を感じることなく生きてゆける人はいない。誰もが、日常的に、何らかの「不安」を抱えながら生きていかざるを得ないというのが、人間の人生の現実なのである。だが、「不安」は、消してしまうことはできないが、それに押しつぶされないように“しずめる”ことはできる。本書では、そのための心の持ち方をわかりやすく説いている。「不安」という、人生の妨害者の攻撃をなんとかしのぎ、少しでも楽に生きるための「心の習慣」がよくわかる一冊である。 ●第1章 なぜ不安なのか ●第2章 人が怖いから迎合してしまう ●第3章 真面目の落とし穴 ●第4章 不安のしずめ方 ●第5章 不安の構造 ●第6章 自分の人生の責任は自分にある ●第7章 老いは成熟である ●第8章 幸せへの処方箋 加藤諦三[カトウタイゾウ] 1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学準研究員をつとめる。現在、早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員、日本精神衛生学会理事、産業カウンセリング学会理事 |
身軽になれば怖いものなんてない。 人間は捨てていきるようにできている。赤ちゃんには何もない。 あなたはきれいに物が捨てられているか? 生まれてくるときと、死ぬときのことが人生の答え。 人間は生まれたときは裸、死んでゆくのも一人。そこがポイント。 とにかく捨てること。身軽になったら怖いものはない。 歳をとると、使えない通帳のようなものを一杯持っている。 捨てるものを捨てないから「老後が不安だ」となる。 |