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私の読書感想メモ

鎌田 茂雄 (著) こころの達人―生きる意味を問い、語りかける達人たちのメッセージ NHKライブラリー


内容(「MARC」データベースより)
一遍、宮本武蔵、白隠、世阿弥、霊仙、沢庵、千利休、山岡鉄舟。自立し、妥協せず、強烈な意志を持ち、無心に生きた"達人"8人の生き方を巡る。時を超えて語りかける求道者たちのメッセージ。
目次
第1章 孤絶の行者―宮本武蔵
第2章 遊行の聖―一遍
第3章 花の稽古―世阿弥
第4章 不惜身命の修行―白隠
第5章 異国に散華―霊仙
第6章 茶道の精華―千利休
第7章 無心に生きる―沢庵
第8章 坐脱の光芒―山岡鉄舟
【かまた しげお】 1927(昭和2年)?2001年5月。神奈川県出身。東大名誉教授。学士院賞受賞。著書に『中国仏教史』『朝鮮仏教史』『仏のきた道』『禅と合気道』ほか多数。天道流合気道6段。
1927年神奈川県生まれ。
東京陸軍幼年学校、陸軍予科士官学校を経て、駒沢大学仏教学部卒業。 東京大学大学院博士課程修了。東京大学教授を経て現在、東京大学名誉教授、愛知学院大学教授。文学博士。 専攻は中国・朝鮮仏教史。学士院賞をを受賞。合気道5段。著書に「中国仏教史」「朝鮮仏教史」、学術文庫に、「仏陀の観たもの」「般若心経講話」「八宗綱要」「五輪書」「正法眼蔵聞書記講話」などがある。平成13年5月15日、病気により不帰の客をなられた
@自立する人・人に頼らない人
一遍 妻子をはじめ、一切のものを捨てて念仏に生きながら、住所を定めることなく
全国を遊行、おのづから相あふ時もわかれても ひとりはいつもひとりなりけり
A苦しい状況でも挫折することなく、必ず目的を達する人
白隠 若いときに強いノイロ−ゼにかかりながら、気功法を学び、臨在禅の中興の祖となった。自ら錐を股(もも)に刺しながら精進した。
世阿弥 芸をつくべき子供の一人は不幸な死にあい、他の一人は出家した。若いときは権力者に庇護されたが晩年には佐渡に流された。
死を恐れず強烈な意志で死を克服した人
沢庵 家光の相談役として最高の位置にありながら、名声と金銭−我においては用なし−
死に臨んでは、僧侶の葬式を拒み、一切を捨てて死を迎えた。