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私の読書感想メモ

加藤 多一【作】・千葉 三奈子【画】 子っこヤギのむこうに
くもん出版 (2007-02-11出版)
「わたし、だっこしてもいいの」生まれてはじめて子っこヤギをだかせてもらえる―。
マユはうれしさで胸がいっぱい。
ふぶきのなか、農家へいそいだ。
冬休みのある一日、マユは一ぴきの子っこヤギのいのちをとおして、生きもののあり方、いのちの尊さを知る。
加藤多一[カトウタイチ]
1934年北海道生まれ。サラリーマン生活のあと、文筆業に従事。『草原・ぼくと子っこ牛の大地』(あかね書房)で日本児童文学者協会賞、
『遠くへいく川』(くもん出版)で赤い鳥文学賞を受賞

馬を洗って…
遠いあの日、迫りくる戦争の影、馬を洗うたった一人の兄がいた。
その兄と愛馬「三本白」の悲劇。吹雪の夜、三本の足が白い馬が生まれた。三本白は不幸をもたらす、と…。  

水の川・加藤多一の世界
(札幌)北海道新聞社 (2004-03-31出版)
北海道に生き、書きつづけてきた加藤多一。
その作品世界/原風景/現在を明らかにする。

1 北海道に生きて(未解決の問題―加藤多一の探検;加藤多一と短歌―「ことば」の獲得へ;“北海道文学史”研究の場から ほか)
2 作品論(馬を洗って…(ラストのイメージに何を見るか;戦後五十一年目に戦後を考える)
草原(『草原』における父子関係;「掘る」の構成について)
原野にとぶ橇―“ホロカムイ村”をたずねて ほか)
3 加藤多一エッセイ(短歌の世界で;稚内だより;何かに似ている―私の絵本論 ほか)