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私の読書感想メモ

フジテレビ お厚いのがお好き?


誰もがそのタイトルは知っているけれど、ほとんどの人が読んだことがない世界の名著。しかし、ニーチェもプルーストもキルケゴールも読まずに人生を終えるなんてもったいない! そんな世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いたフジテレビ系番組『お厚いのがお好き?』の待望の単行本化です。ラーメンで読み解く「君主論」からホテイチで読み解く羅貫中の「三国志演義」まで、20冊を収録。世界の名著が2時間でわかってしまう本です。
2004年6月2日
ニーチェの「ツァラトゥストラ」 ニーチェは1889年1月、イタリアで倒れ、意識が戻ったときには発狂
していた。後に母の家に引き取られ、健康にもなれなくて、現実社会から遠のいた。1900年、死去。
有名な交響曲「ツァラストラはかく語りき」
(古くは映画「2001年宇宙の旅」で、最近ではボブ・サップが入場時に使用)、これはニーチェの著作に触発されたR・シュトラウスが作曲した
ドストエフスキーの「罪と罰」 罪と罰は13日間の出来事を書いた。
高利貸しアリョーナ・イワーノヴナ殺害を犯すペテルブルグの貧しい大学生ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ、彼を慕う心美しい娼婦ソフィア・セミョーノヴナ・マルメラードワ、人生を兄のために差し出そうとするラスコーリニコフの妹アヴドーチャ・ロマーノヴナ、美貌のアブドーチャを追い回す地主アルカージイ・イワノーヴィチ・スヴィドリガイロフ…、と大雑把に登場人物のごくごく一部を紹介した時点で物語を見失いそうな貴方、諦めるのはまだ早い!
プルーストの
「失われた時を求めて」
プルーストは1908年頃(38歳)から「失われた時〜」執筆にとりかかり、22年に没するまで(51歳)の13年間・加筆・訂正を行っていたという。その間、どうやって生計を立てていたのか不思議。
プルースト研究の第一人者・鈴木道彦氏の著書「プルーストを読む」(集英社新書)の年譜では、1917年に関しては「しばしば、ホテル・リッツで夕食をとる。十月、ガリマール社からの最初の校正刷が届く。」としか記載されていない。
この本の登場人物は2000人以上。
主人公の青年が自分の人生に大きな不安を抱きながらいきている。
しかしある日のこと、不ぞろいの敷石につまずいた瞬間、小説を書いてみようと思った