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私の読書感想メモ
福田 和也【著】 ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔
メディアファクトリー (2000-04-21出版)
「すべての大作家は、いずれかの面で、ろくでなしであった」。
現役最強の文芸評論家・福田和也の最新評論集。
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
川端康成
オノレ・ド・バルザック
志賀直哉
ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
菊池寛
チャールズ・ディケンズ
高浜虚子
アントン・チェホフ
島崎藤村〔ほか〕
ドストエフスキーは自意識過剰・賭博癖・強姦、 川端康成は無頓着・ストーカー行為・宿賃滞納、永井荷風は不人情・吝嗇・覗き趣味。 すべての大作家はいずれかの面でろくでなしであった。『ダ・ヴィンチ』連載をまとめる。 |
福田和也[フクダカズヤ]
1960年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒。慶応義塾大学教授。
93年、『日本の家郷』で三島由紀夫賞受賞。
96年、『甘美な人生』で平林たい子賞、02年、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞を受賞
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)