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私の読書感想メモ

バナマン,ヘレン【原作】〈Bannerman,Helen〉・森 まりも【訳・改作】 チビクロさんぽ
[原書名:The Story of Little Black Sambo〈Bannerman, Helen〉 ]

(京都)北大路書房 (1997-10-20出版)


この『チビクロさんぽ』はタイトルの言葉遊びのせいで「おふざけ本」や「便乗本」のように思われがちですが、いろいろな事情から黒人の別称と重なってしまった主人公の名前を変えることで、原作の復活を試みたきわめてまじめな本です。
もう一つ重要なことは、日本で初めて著作権問題を正式にクリアした翻訳書であるということです。
原作がなぜ絶版になったのか、こうした問題に私たちはどう対応すべきなのか、について論じた小冊子を付録に付けました。
付録をご覧いただければ、多くの疑問が解消されると思います。
内容(「MARC」データベースより)
ちいさなくろいぬチビクロは、おしゃれをしてジャングルにさんぽにいきました。
するとトラがでてきてチビクロをたべようとしました。
チビクロはたすけてもらうかわりにきれいなあかいうわぎをあげました…。
トラが争って木の周りを回ってバタ−になる?
なんかなぁ・・