私の小さな旅、トップに戻ります 私の読書メモに戻ります

プラウザの「←戻るボタン」で戻り下さい

私の読書感想メモ

星野 富弘【著】 山の向こうの美術館

(東村)富弘美術館;偕成社〔発売〕 (2005-04出版)

花によせて命の愛しさを描く星野富弘の本。
少年時代の詩・作文・絵、未発表のエッセイを収録。

故郷への道(東村;渡良瀬川 ほか)
少年時代(木造校舎;心の宝石 ほか)
群大病院から―手紙とエッセイ(奈良さん;タカちゃん ほか)
思いでの扉(銀杏並木;アネモネ ほか)
星野富弘[ホシノトミヒロ]
1946年、群馬県勢多郡東村に生まれる。群馬大学教育学部卒業後、中学の体育教師となる。
クラブ活動中、頸髄を損傷し、手足の自由を失う。入院中、キリスト教の洗礼を受ける。
1979年、前橋で最初の作品展を開く。以後、国内外で「花の詩画展」を開く
メモ
花には一つとして余分なものがなく、足りないようなものもないような気がした。
ちょうど良いところに花がつき、ほどよいところに葉があり
葉と花に似合った太さの茎があった。
葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて
・八木重吉の詩に支えられて。

愛、深き淵より。
立風書房 (2000-05-10出版)

言えないもどかしさに耐えられないから絵を描くのかもしれない うたをうたうのかもしれない。
今、もう一度振り返ってみると、深き淵には、澄んだ美しい水が湧き出ていたような気がします。
この本は新しい私の出発点です。

1 哀しみの青い空(’70・6・17〜6・20)
2 母を道づれに(’70・6・21〜8・30)
3 重荷を背負った人々(’70・9〜’72・2)
4 字を書きたい!(’72・3〜’73・6)
5 絶望のはてに(’73・7・10〜’74・12・21)
6 詩画に明日を託して(’75・3〜’78・10)
7 新たな旅立ちの日(’78・4〜’79・9)