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私の読書感想メモ
新井満著 千の風になって
愛の永遠を高らかにうたいあげる“究極のラブ・ストーリー”誕生。 ベストセラー「千の風になって」(講談社)で感動を呼んだレイラの 物語が絵本になりました。 いま世界中に知られる作者不詳の一編の詩。 この詩は大切な人を亡くした悲しみを 優しくいやしてくれる。本書はアメリカ先住民を主人公に、 この詩の誕生を物語に仕上げた絵本。 |
新井満 千の風になって
「千の風になって」は、いかにして生まれたか? 新井満 私のふるさとは新潟市です。私の母は亡くなる91歳まで助産婦として生きた。 何ヶ月もかけて原詩となる英語詩をさがし出しました。それを翻訳して私流の日本語訳詩を作りました。 それに曲をつけて歌唱したのが、この度の「千の風になって」という歌です。 「生者」ではなく「死者」が書いた詩だった。 1987年・マリリン・モンロ−の25回忌の時、 1995年・24歳のイギリス軍兵士、ステファン青年(アイルランド共和軍)のテロの犠牲者の葬儀の時、 2001年、ニュ−ヨ−ク同時多発テロの当日、世界貿易センタ−でシェフをしていたクラ−クさん(39歳) 彼が最後に目撃されたのはビルの88階で車イスの女性を助けようとしていた。 (2003年秋) |