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私の読書感想メモ

石丸 晶子著 波瀾万丈中世・戦国を生きた女たち


内容紹介 日野富子、淀殿(茶々)、信長の母土田御前、お市の方、親鸞の妻恵信尼…。
戦乱の世、生き抜くためには高度な智慧と技術が要求された。
女たち25人の人生に学ぶ。
北条登子
(ほうしょう・とうこ)
足利尊氏の妻・息子義詮(よしあきら)を後継者にと画策
鎌倉幕府の主・北条の姫に生まれた波乱の人生
足利尊氏は鎌倉幕府を倒し、後醍醐天皇と争って吉野に天皇をおいやり、京都に新しい幕府を作った。
登子は身内すべてを失い・北条の血を引いた義詮(よしあきら)をなんとしても後継者に。
義詮(よしあきら)の異腹の兄の一人は尊氏寝返りのときに鎌倉方に殺され、生き延びたもう一人の子供は
直冬となのって、尊氏の弟・直義の養子となったが、尊氏はこの息子にきわめて冷淡であった。
直冬の処遇問題も大きな動機になって、尊氏は弟と不仲になり、
やがて直義は尊氏に毒殺される。
その背後には登子がいたといわれる。
武田勝頼夫人 戦国の妻が選んだ19歳の生涯
勝頼は北条氏政の14歳の妹と結婚し
、北条と同盟を結ぶ。やがて信長は甲斐に浸入。
勝頼側は重臣の寝返りがあいついで、3月2日城を出て天目山に向ったときには、従うもの数十騎であった、
天目山の麓の山野で、武田家滅亡により勝頼の介錯をうけて自害する。19歳だった。
黒髪の乱れたる世ぞはてしなき
思ひに消ゆる露の玉の緒