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私の読書感想メモ
沖藤典子著 「女50歳 人生後半がおもしろい」
子育て後、定年後、今までの自分の役割をリセットしてみませんか 序章 人生二毛作時代―役割リセットで大豊作 第1章 五〇代、夫婦の絆も山あり谷あり 第2章 みんな輪になり守ろう家族、幼い命 第3章 家族という名の桎梏と愛 第4章 介護つれづれ世は情け 第5章 老い仕度、いくつになっても遅くない 終章 プチ「家出」のすすめ―人はみんな地域の花形 女の人生は二毛作。後半戦を楽しむコツ |
管理人メモ ★人生二毛作時代 ◎女は人生後半が面白い ◎自分のための気配りを ◎人生の後半はまず健康を ◎仲間とともに、地域に生きる ◎自分で自分を育てる 「赤ん坊は親が育てる。生徒は教師が育てる。壮年は社会が育てる。 老年は自分で自分を育てる。 |
★こんな川柳があった。 「厳格な父に誤算のかみおむつ」 人生の始まりと終わりにおむつあり 「おむつに甘えない」はってでもずってでも自力でトイレに。 ★どんなにポックリと逝きたいと願っても、半数近くの人は3ヶ月床につきます。下手すると約5人に一人の割合で2年という長期にわたります。 厚生省の調査では寝たきりの人のうち、三年以上というのが47・3%あります。 おむつをして終える人生を、みじめと思えるかどうか、そこが重要です。 人生の始まりと終わりにおむつあり しかし赤ん坊のおしっこと年寄りのおしっこは臭いが違います。 赤ん坊はおむつ交換のとき。足をばたばたさせて喜びます。 成長の期待もあります。年寄りはうっかりバタバタされたら頭を蹴っ飛ばされます。 |
沖藤 典子著 夫婦という幸福 夫婦という不幸
938年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業後、上京し日本 リサーチセンターに入社。調査室長を経て、76年老親の介護の ため退社。その事情をまとめた『女が職場を去る日』(新潮社) を出版し、執筆活動に入る。女性問題、老人問題、医療問題な どに深い関心を寄せ、旺盛な執筆活動を続けている。主な著書 に『長生きしてはいけませんか』(講談社)、『ビッグベビー』 (新潮社)、『あすは我が身の介護保険』(新潮社)など 「勝ち組」「負け組」 どう思う? 勝ちは自分の中で決まる 沖藤 女性のライフスタイルに詳しいノンフィクション作家の沖藤典子(おきふじのりこ)さんの話 「1970年代後半に女性の自立が叫ばれたころ、結婚や出産で仕事を辞めて家庭に入る人の ことを『負け組』と呼んだ。 それが今や『勝ち組』と言われる。価値観とはこうも変わるということだ。 誰にでも勝ち負けの意識はあると思う。ただ最近は比較の尺度が多重多層になり、 ある面では負けても別の面では勝ち――など、様々な生き方を主張できるようになってきた。 ただし、結婚とか子どもとか、自分以外の何かに与えられる『勝ち』はいつか必ず壊れる。 勝ち負けは、自分の中で決まるもの。寄せられた自由意見にも、そのような考えの人が多いですね」 |
ある女性評論家がテレビで「夫婦とは?」と聞かれて「夫婦とは、一人です」と答えた。
田中澄江「夫の始末」 「女の体力は60代が一番充実し、物理的な負担への耐久力も持続する。」 ↓ 人生は一方的に下がっていくものではないんだ。 いったんは下がることがあってまた回復して元気になる。 梅雨はいつか晴れる。人生の梅雨もまたいつか終わる。 梅雨のときは梅雨のように生きればいい。 「始めること」−老年期を迎えて「自分の落ち着く居場所」「始める」-日々は新に始まるから・・ |