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私の読書感想メモ

宇野千代著  私何だか死なないような気がするんですよ―心とからだについての282の知恵

明治三十年に岩国市川西で生まれ、岩国高等女学校を卒業後、川下小学校で代用教員を務め、
その際の恋愛事件がきっかけで、追われるように故郷を離れ、上京。

 昭和十年に発表された「色ざんげ」、三十二年の「おはん」、四十四年の「風の音」、
そして五十三年の「ある一人の女の話」は、どれも自伝的要素が強く、
特に岩国を舞台にした「おはん」は名作の誉れ高く、その後、吉永小百合主演で映画化もされた。

 五十七年、第三十回菊池寛賞受賞。平成二年には文化功労者にも選ばれて、
文壇の最長老として広く尊敬を集めた宇野さんでしたが、しかし、その素顔は亡くなるまで無垢にして
健気、一途な一女性であり、同時にまた華麗にしてたくましい、才色兼備の「女文士」でした。
宇野千代の人生は、春爛漫の桜のように華やかで一途であった.

管理人メモ
ストレスの少ない暮らし方をしたいと思うのであれば、自分のまわりの人に対してあまり多くのことを望まない。他人が自分の思う通りに動いてくれない時に生まれるのがストレスだからです。
毎日が新しい。毎日が新鮮である。今日の自分は今日だけの自分である。
顔は心のうつし鏡です。笑顔は幸せを呼ぶ。怒りたくなってもニッコリ。
顔がほほえめば、たちまちの内に怒りは消えてしまいます。「スマイル」がテ−マです。
「ありがとう」で体はイキイキと喜ぶ
感謝するということを忘れたら、たちまち幸福は逃げてしまいます。
このことは体調がよくないときにもいえることです。
昨日より。ちょっとでも痛みが軽くなっていたら感謝。
たった一言「ありがとう」とつぶやくだけで体は生き生きと喜ぶものなのです。

天風先生座談

宇野 千代【著】 中村 天風【述】
廣済堂出版 (2008/03/14 出版)

当時死病だった肺結核を患いながら欧米を遍歴していた天風先生は、インドのヨガの哲学者から「たった一つの大事なことをお前は気がついていない。
それがわかればお前は助かるんだよ。
だから、俺について来い」と言われ、非常に感動し、彼の弟子となった。
ヒマラヤの麓で悟りを得た後、日本に戻り心身統一法を確立した天風先生は、一人でも多くの人に幸せになってほしいと日本各地で講演。
本書は、その天風先生の講話を宇野千代がまとめたものである。


天風先生座談
天風先生と私