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私の読書感想メモ

石原 結實・伊藤 要子【著】 からだを温めるとなぜ病気が治るか―HSPが元気をつくる

ビジネス社 (2006-02-24出版)
第1部 体を温めるHSPマイルド加温療法、スタート
第2部 なぜ病気になるのか、なぜ病気が治るのか
第3部 温熱とHSPの不思議を解読
第4部 HSPで病気を治す
第5部 HSPをオンにして健康生活

石原結實[イシハラユウミ]
医学博士。1948年、長崎市生まれ。長崎大学医学部卒業、血液内科を専攻。同大学院博士課程修了。
長寿地域として有名なコーカサス地方(グルジア共和国)や、スイスのB・ベンナー病院などで、最前線の自然療法を研究する。
現在、イシハラクリニック院長。また、伊豆の伊東に「ニンジンジュース断食」を実践し、健康増進を目的とするサナトリウムを開設。
日本テレビ系「おもいっきりテレビ」をはじめ、健康番組でのわかりやすい医学解説でも定評がある
伊藤要子[イトウヨウコ]
1949年愛知県生まれ。名城大学薬学部薬学科卒業後、名古屋市立大学医学部にて医学博士学位取得。
愛知医科大学医学部第一生理学講座にて血液の研究に従事し、
1985年〜86年人工心臓で世界的に有名な米国クリーブランド・クリニックにリサーチフェローとして留学。
帰国後、同大学医学部放射線医学講座にてHSPの研究に取り組む。愛知医科大学医学部付属核医学センター助教授。
1995年日本ハイパーサーミア学会優秀論文賞受賞。

日本人は「湯治」などといって体の悪い所を治していた。
これも優れた温暖療法
病気の原因は冷えと過食
@入浴・・・
 週2回、最初は40〜41度位で合計10分を目安に(舌下で計る、37度位)
 慣れてきたら42度以上に上げて(体温は舌下38度を目標に)
 お風呂から出たらすばやく体を拭いて熱を逃がさない様に10〜15分保温
 低体温の人はこれを2週間ほど毎日続けると0、5〜1度位上がってくる

 42度以上の熱い湯は交感神経(活動の神経)を刺激して
 HSP(ヒート・ストレス・プロテイン)が出る
 HSPが細胞の中のタンパク質の新生、修復、再生、廃棄処理・・・などを行っている 
 41度以下のぬるい湯は副交感神経(リラックスの神経)を刺激

 A手浴・足浴の加温
 手は手首まで足は足首まで
 つかる容器で42〜43度位のお湯を入れて
 10〜15分加温、お湯を継ぎ足してこれを数回繰り返せば冷症に効果

 手浴は、肘や肩痛みに効果(この部分の滞った血や気の流れを良くする)
 足浴は、下半身血流が促進され体が温まる

 Bミストサウナ(低温サウナ)でHSPを増加させるには2〜3週間継続加温する
 
 ・温泉は元気な人は2泊3日
 病気療養は1〜2週間(昔の湯治日数とほぼ一致)

 D加温装置
 ベットにも置ける遠赤外線加温装置、大型の「スマーティ」
 局所用「カーボンクロスヒーター」(赤外線布ヒーター)
 加温部分にあわせて布を巻き患部を包んで加温する