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私の読書感想メモ

安部 司【著】 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
東洋経済新報社 (2005-11-10出版)

添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。
食品製造の「舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。
どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。
本書は、そんな「裏側」を告発するはじめての本だと思います。

序章 「食品添加物の神様」と言われるまで
第1章 食品添加物が大量に使われている加工食品
第2章 食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?
第3章 私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある
第4章 今日あなたが口にした食品添加物
第5章 食品添加物で子どもたちの舌が壊れていく!
第6章 未来をどう生きるか

安部司[アベツカサ]
1951年福岡県生まれ。山口大学文理学部化学科卒。食料、添加物商社勤務後、現在は自然海塩「最進の塩」研究技術部長。
有機農業JAS判定員。水質第1種公害防止管理者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

合成保存料は使用していませんが、保存効果のある化学物質はいっぱい使っています」と書くのが正しい。
食品の表示を見たときに「台所にないものが添加物」と考える
しょうゆを例に取ると、本物は塩と小麦と大豆という、消費者が知っているものだけで出来ています。
ところが安いものになると、グルタミン酸ナトリウムだとか、カラメル色素だとか、安息香酸ブチルなどといった、
台所にはない化学物質名がずらりと並んでいる。それはもはやしょうゆではなく、しょうゆ風味調味料
うまみのベース=塩・タンパク加水分解物・化学調味料

添加物の白い粉「タンパク加水分解物」
ご飯に味噌汁、漬物、明太子とかまぼこという伝統的な朝ご飯を手作りしても、味噌や市販の漬物、
明太子には大量の添加物が使われており、結局、40種類近い添加物を口にすることになる。
「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。
白い粉をパッパッと数種類まぜるととても美味しいとんこつスープ・さわやかなオレンジジュース
調味料(アミノ酸等)

・漬物・ハム、カマボコ・明太子