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私の読書感想メモ

永 六輔   職人
岩波書店 (1996-10-21出版)
「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますねェ」
―モノをつくる職人さんたちだからこそ言える知恵に満ちた言葉の数々。
そして、対談・インタビュー、講演録などで構成する紙上バラエティ。
『大往生』『二度目の大往生』に続く、ご存じ永六輔ワールド第三弾。
著者いわく、「僕はこれを一番書きたかった」。
1 語る―「生き方には貴賤がありますねェ」
2 怒る・叱る―「怒ってなきゃダメだよ、年寄りは」
3 つきあう―「必要なものは高くても買うのが買物です」
4 訪ねる―「使い込んでこそ美しい」
5 受け継ぐ―「職人大学学生諸君!」
「職業に貴賎はないというけれど,生き方には貴賎がありますねェ」
モノをつくる職人さんたちならではの知恵に満ちた言葉の数々を軸に,対談・インタビュー,
そして講演録などで構成する紙上バラエティ.『大往生』『二度目の大往生』に続く,
ご存じ永六輔ワールド第3弾.著者いわく,「僕はこれを一番書きたかった」.
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京浅草に生まれる。本名、永孝雄。早稲田大学文学部在学中より、
ラジオ番組や始まったばかりのテレビ番組の構成にかかわる。
放送作家、作詞家、司会者、語り手、歌手などとして、多方面に活躍

銀閣寺の植木屋さん−木を絶対に太らせない。足利義政がみたまんまです
何処の庭でも座ってみる
百年も200年もすると風格がでるけれど大きさは同じ。これが盆栽
・伝統工芸品−京都16点・沖縄13点・石川県10点
備長炭−原木はウバメガシ−ニセモノが多い

大往生
岩波書店 (1994-03-22出版)
人はみな必ず死ぬ。
死なないわけにはいかない。
それなら、人間らしい死を迎えるために、深刻ぶらずに、もっと気楽に「老い」「病い」、そして「死」を語りあおう。
本書は、全国津々浦々を旅するなかで聞いた、心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ、自在に書き綴られた人生の知恵。
死への確かなまなざしが、生の尊さを照らし出す。
1 老い―人間、今が一番若いんだよ
2 病い 医者に文句をつけるのが大切なんです
3 死―生まれてきたように死んでいきたい
4 仲間―怖がらなくてもいいと言い
5 父―死にたくはないけれど
弔辞―私自身のために
人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.

無理やりに生かされている薬漬け
死ぬ人がいなくなりそうな健康誌
人生は紙オムツから紙おむつ
人間、今が一番若いんだよ。明日より今日のほうが若いんだから。いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ。
年をとったら転ばない 風邪ひかない 喰いすぎない これで10年は長生きします


終―大往生その後

朝日新聞社 (1996-05-05出版)
大ベストセラー『大往生』の“その後”を、著者の私的な日常と並行しながら綴る。
さまざまな出会いや心に残った言葉を手がかりに、人の生き方・死に方を明るく考える。

無着成恭さんのお寺
倶会一処
水を因々し
土を縁々とし
いただいたこのいのち
今、地球におかえしします
ありがとう

宮沢賢治「雨にも負けず」が書いた日付は死が近い病室だった。
相撲「ハッケヨーイ」は「発気用意」−深く長く吐き続けることを基本としていて
つまり体中の空気を搾り出すことによって筋肉を強める。

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