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私の読書感想メモ

ウィリアム・シェイクスピア著 リア王

イギリス(イングランド)の劇作家、詩人。ストラットフォード・アポン・エイヴォンの生れ。
エリザベス朝の代表的な作家で、最も優れた英文学の作家とも言われている。
その卓越した人間観察眼と内面の心理描写は、後の哲学や、19〜20世紀の心理学・精神分析学を先取りした物ともなっている。

1585年前後にロンドンに出たといわれ、1592年には新進の劇作家として活躍。
四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』
『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』など、傑作を残した。物語詩『ヴィーナスとアドーニス』『十四行詩』なども重要な作品。

岩波書店 (2000-05-16出版)

三人の娘の愛情を試そうとした老王リアは、末娘コーディーリアの真心を信じず、
不実な長女と次女の甘言を軽信して裏切られる。
狂乱の姿で世を呪い、嵐の荒野をさまようリア―そして、疲れはてた父と娘の美しい再会と悲惨な結末。
古代ブリテン史のひとこまに材をとった、シェークスピアの作品中もっとも壮大にして残酷な悲劇。

オセロ

元老院議員ブラバンショーの娘デズデモーナと結婚し、幸福の絶頂にあるムーア人将軍オセロー。
だが、部下イアゴーの策略により、その幸せは無残な結末を迎える。
ハンカチ紛失事件でデズデモーナと副官キャシオーが不義の関係にあると確信したオセローは嫉妬に狂った末に―。
シェイクスピア四大悲劇の傑作を待望の新訳で。

ハムレット

デンマーク王急逝の知らせを受けて、荒涼たる北欧の岸壁に建つ城に戻った王子ハムレットは、そこで父の亡霊と対面し、
王の弟クローデイアスによる父の暗殺と、クローディアスと王妃ガートルードの不貞を知らされて、亡霊の前に復讐を誓った。
その時から、ハムレットは王座に即いた叔父と王妃の眼を欺くために狂気を装い、侍従長の娘オフィーリアとの愛までも捨てる。
そして城にやってきた旅役者に父殺害の場面を再現させて、叔父の狼狽ぶりを目撃すると、
ハムレットはいよいよ父が暗殺されたことを確信する。
だが母の不義を責めたてるハムレットは、傍に姿を隠していたオフィーリアの父、ポローニアスを叔父と誤って刺殺してしまう。
悲しみのあまり、発狂して入水するオフィーリア…。
こうして権謀渦まくこの悲劇は一気に終幕を迎え、ハムレットは叔父を殺して復讐をとげるが、自らも叔父が謀った、
毒を塗った剣のために息を引取る

冬物語

幸せな日々を壊したのは、ほんの少しの嫉妬心だった。
王妃を信じることができなくなったシチリア王は、生まれてくる娘の出生まで疑うようになる。
そして、生まれて間もない娘を国外に追放するのだが…。
シェイクスピアの戯曲をもとに、臨場感たっぷりに書き下ろした新作。
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