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私の読書感想メモ


シアラー,アレックス【著】 魔法があるなら
[原書名:THE GREATEST STORE IN THE WORLD〈Shearer, Alex〉 ]

PHP研究所 (2003-02-19出版)
世界でいちばん素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさしたとき、だれも想像できない冒険がはじまった。
微笑みと感動を誘うユーモア冒険小説。
『青空のむこう』の作家が贈る、微笑みと感動の小説。
世界一リッチな場所で暮らし始めた貧しい主人公達の冒険。英国BBCでドラマ化。

待ちに待った『青空のむこう』のベストセラー作家アレックス・シアラーの新作は、
スリルとユーモアと極上のハッピーエンドが魅力の傑作小説!

▼世界でいちばん素敵な「スコットレーズ・デパート」の時計が6時をさしたとき、だれも想像できない冒険がはじまった! 
ぐいぐい引きこまれる、練りに練られたストーリー。胸に残る最高の感動をあなたに贈ります!

▼『スコットレーズ・デパート(この本の舞台)』→すごく豪華で、歩いても歩いても終わりがないほど巨大なお店。
スコットレーズには、お菓子も飲み物も、ダイヤモンドも玩具も何だって揃っている。
『リビー(この本の主人公)』→リビーたちは、スコットレーズで何も買ったことはない。
たった一本の鉛筆さえも。リビーたちにはお金がない。住む所だって転々としている。
でも……、今晩、このデパートに「最高の奇跡」が訪れる!

[1]スコットレーズ 
[2]六時十五分前 
[3]月夜の大飛行 
[4]デパート探検 
[5]チョコレート売り場とフードホール 
[6]誰かを抱きしめたくなる夜 
[7]真夜中の危機 ほか

シアラー,アレックス[シアラー,アレックス][Shearer,Alex]
シナリオライターとして執筆活動をはじめ、輝かしい成功をおさめる。
その後、若い世代むけに冒険小説や心にひびく感動小説を次々と発表し、イギリスをはじめアメリカなどで
、多くのファンを魅了しつづけている。その作品はいずれもページ・ターナーと呼ぶにふさわしい


青空のむこう
[原書名:The Great Blue Yonder〈Shearer, Alex〉 ]

求龍堂 (2002-05-25出版)。

ぼくはまだ決めかねてた。
アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。
そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。
みんながいなきゃ生きていけない。
死んでることだってできない。
すぐにぼくは決心した。
アーサーの後を追いながら呼びかけた。
「待って、アーサー。
ぼくも行く」アーサーは立ち止まってぼくを待った。
それからふたりで駆けだした。
“生者の国”を目指して―。

死者の国には今日も明日もない。
絶対に沈まない金色がかった赤い夕日があって青いかすみが遠い地平線でゆらめいている。
「かなたの青い世界」−やりのこした事。
「汝の怒りの上に日を沈ませてはいけない」ー聖書
葉っぱが土に帰るように生命を作るものの一部になる。

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