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私の読書感想メモ

秋元康/編著 自分だけのソファの探し方




内容
自分の時間―例えるなら、自分だけが座るソファで過ごすような時間…。
まず、お気に入りの「自分だけのソファ」を見つけたい。
2003年3月
      弘兼 憲史 コシノジュンコ
人間てのは我慢する為に生きてるわけじゃ
ないからやっぱり楽しさを追求して生きていた方がいい。「豊かな老後」って本当に必要なんだろうか?
動けるうちにどんどん楽しく遊んで、老後はひっそりと暮らす。
人間にとってそれが一番生き易い道ではないだろうか?


       (自分だけのソファの探し方の本より)
私にとって一番大事な時間。
それは今・今・今・今・
今の一秒一秒
今が一番
目で見えているのは今しかないの。
昨日はもう見えなくなってる、明日はまだ見えない。
見えてる、今、この瞬間が一番大切だと思うわ。
今の連続が一日になって一年になって
10年になるんだから、、

      (自分だけのソファの探し方の本より)  
     柴門 ふみ  三輪 明宏
世の中とずれていていいと思うんです。
ダ−ツが流行っていても楽しいと思わなければしなくていい。
外で面白いことがおきていても
寝てる方が気持ちよければ寝てれば良い。
無理に自分から動かなくても運命が開くときは
向こうから動いてくれる。
自分の時間って、
その時に備えるための昼寝の時間


      (自分だけのソファの探し方の本より)
美しいもの、本物にたくさん触れる
時間を持ちなさい。
そしていきがいを見つけなさい。
生きがいがたくさんある人は
幸せの出前を頼まずにすみます。
幸せが自前で調達できるんですよ。
私が今もこうして好きなことだけして
暮らしていけるのは
多くの本物に囲まれて育ち、
本物の才能を持つ人達と出会い
そこで培った自分の美意識を信じて生きて
きたからなんです。

 (自分だけのソファの探し方の本より)
     
     松尾 芭蕉    言葉の花束より
中秋の名月、4〜5人の町の俳人たちが
発句の会を開いていた。
そこに一人の旅人が通りかかったので
「これこれ今宵は名月、月見の題で発句の会を
開いているんだが、そなたも一句詠んで
みなさらんか?」と呼びかける。
心よく応じた旅の男は
「三日月の、、」と上の五文字を書くと
「これこれ、旅の人、今宵はあのとおり中秋の満月ですぞ。なにを寝とぼけているのか?」と腹を抱えて一同が笑う。だが次に男が黙ってしたためた
「、、ころより待ちし今宵かな」名句に一同あっと
驚く。最後に小さく芭蕉と書き入れたのをみて
みんな深く恥じ入り、心から前非を謝したという。
"こんなに”とはどれだけか?
「こんなに私が○○してるのに!」
この心が腹がたち、辛い悲しい思いをさせる元である。こんなに一生懸命努めているのに、やっているのに、愛しているのに、、、等々。
”こんなに”とはどれだけか。自己に反問してみる事だ。他人は一生懸命やっている、自分はナマクラ者ではないかと、方向転換することが大事。

財産も名誉も一時の稲妻
後に残るは
ゆめのタメ息。
     言葉の花束より     言葉の花束より
独りたたずむたそがれの人生がやってくる

五十も過ぎると仕事の責任を負わされる。
親との死別、子供たちは去っていく。
髪は薄く、歯は抜け、老眼鏡は手放せず定年が近づく。
糖尿、高血圧、神経痛などが持病となる。
更年期障害、ホルモン分泌異常の妻は、いつも不機嫌。
”なぜ、オレだけが、こんなメに”
独りたたずむ黄昏の人生がやって来る。
★良い習慣は、その人の得。
一旦身につけば、生涯の宝

★子供叱るな来た道じゃ
年寄り笑えな行く道じゃ。

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