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私の読書感想メモ


浅田 次郎著 歴史・小説・人生 河出書房新社 (2005-04-30出版)
中国・新選組・見栄っ張り東京人。
自作・男気・愛国心…。
浅田次郎はじめての対談集。
名匠・浅田次郎のこれまでの人生、小説、そして歴史と世の中の動きを、大きく細かく掘り下げる、魅力のエッセンス。
ファン待望の一冊ついに登場。

1 歴史(アジアの一〇〇年、日本の一〇〇年(小松左京)
香港、この奥深き地よ(陳舜臣)
張作霖の実像に迫る!(渋谷由里)
『蒼穹の昴』天命をめぐる時代の群像(張競)
日本人を魅了し続ける志士たちの素顔に迫る(津本陽))
2 小説(北国の英雄―アテルイと吉村貫一郎(高橋克彦)
我らが新選組―なぜ我々は新選組に、幕末に、歴史小説に惹かれるのか(北方謙三)
短篇小説の“へそ”とは?(渡辺淳一))
3 人生(見栄っ張り東京人、超法規的岡山人(岩井志麻子)
啖呵切るご先祖様ぞ道標(宮部みゆき)
失われた「男気」を探せ(中村勘九郎(現・勘三郎))
リストラの世に、凛と生きる―『五郎治殿御始末』は同時代人である
武士道と愛国心について(李登輝)
こんな言葉に支えられて生きてきた(山本一力))
浅田次郎の最初の対談集。満州、中国、新選組、東京、小説、借金生活…の様々な話題を語り合う。
お相手は、陳舜臣、津本陽、高橋克彦、北方謙三、渡辺淳一、岩井志麻子、宮部みゆき、山本一力…といった14人の錚々たる顔振れ。

近藤の最後はどうしてあんなにかっこ悪いのか?
大阪で撃たれて怪我をして沖田と一緒に船で江戸に帰ってきた。
剣客としては致命的だった。
浅田次郎[アサダジロウ]
1951(昭和26)年、東京生れ。’95(平成7)年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、’97年『鉄道員』で直木賞、
2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
管理人コメント
浅田 次郎は神田のカメラの問屋の次男坊。やりたい放題の父親。小学校3年の時に倒産して一家離散。
高校のときから書いて出版社に持ち込んだ。29歳で自分の会社を倒産させ負債一億円。
自衛隊員、アパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、『とられてたまるか!』でデビュー。
自衛隊入隊の動機は、憧れていた三島由紀夫の自殺が原因だという。
ペンネームは、初めて新人賞の予選を通過した小説の主人公の名前。
賞をもらうにはいたらなかったが、予選通過がうれしく、そのままペンネームにした。

僕は人生についてこんなふうに考えている
新潮社 (2006-05-01出版)

「私の人生は私の矜りである」―人々の希望と幸福を描いてやまない作家・浅田次郎。
その筆致は、いつも読者に「こんな生き方もある」と語りかけている。
多彩な作品群から著者の人生観があふれる文章を「生きる力の養い方」「勝ち運の極意」「才能を磨く方法」など11のテーマに分けて精選。
浅田文学を一望し、「自分の人生」に誇りを持つための157の言葉。
生きる勇気の湧く一冊。

1 チャンスの掴み方
2 幸福の種・不幸の種
3 愛するということ
4 人間の器量
5 男の矜持
6 勝ち運の極意
7 時間とお金についての金言
8 生きる力の養い方
9 才能を磨く方法
10 生きる理由
11 死について思うこと

私は幸福な人間だといつも信じる事。−苦労は誰にもある。
人間は「有難う」を忘れたら生きる資格がないんだよ。
座右の銘ー「嘘はつかない」「愚痴をいわない」「見得をはらない」−不幸はここからくる
人間の時間は思っているほど長くはない。

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