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私の読書感想メモ


茨木 のり子【著】 おんなのことば
童話屋 (1994-08-17出版)
自分を叱る、自分を励ます。
茨木のり子初の詞華集。

自分の感受性くらい
見えない配達夫
女の子のマーチ
子供時代
娘たち
みずうみ
待つ
さくら
六月
わたしが一番きれいだったとき〔ほか〕
茨木のり子[イバラギノリコ]
1926年大阪府に生まれる。1946年東邦大学薬学部卒業。敗戦後の新しい息吹きにつき動かされ、1950年頃から一人でこつこつと詩作をはじめる。
詩誌『詩学』への投稿をきっかけに同誌新人特集号に登用される。1953年、川崎洋氏と二人で同人詩誌『櫂』を発刊、以後、新たな同人も加わって今日までつづく

コメント
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と名僧の如くにわかる−花の下では確かにそう思うだろう。(2007年1月)


詩のこころを読む

岩波書店 (2003-06-18出版)

いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。
また、生きとし生けるものへのいとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。
この本では、長いあいだ詩を書き、ひとの詩もたくさんよんできた著者が、心を豊かにしつづけている詩の中から忘れがたい数々を選びだし、その魅力を情熱をこめて語ります。

生まれて(かなしみ(谷川俊太郎)
芝生(谷川俊太郎) ほか)
恋唄(みちでバッタリ(岡真史)
十一月(安西均) ほか)
生きるじたばた(くるあさごとに(岸田衿子)
見えない季節(牟礼慶子) ほか)
峠(小学校の椅子(岸田衿子)
一生おなじ歌を歌い続けるのは(岸田衿子) ほか)
別れ(幻の花(石垣りん)
悲しめる友よ(永瀬清子) ほか)
いい詩とは,ひとの心を解き放つ力をそなえているばかりか,生きとし生けるものへのいとおしみの感情をも誘いだしてくれます.詩人である著者が,
その心を豊かにしてきた詩の宝箱の中から忘れがたい詩の数々を選びだし,情熱をこめて語ります.ことばの花々にふれてみなさんは,きっと詩の魅力にとらえられるでしょう.

石垣 りん(いしがき りん、大正9年(1920年)2月21日-平成16年(2004年)12月26日)は、昭和・平成期の詩人。

東京都生まれ。4歳の時に母親と死別。15歳の時に日本興業銀行に就職。以来定年まで勤務するかたわら、詩を次々と発表した。
1969年に第2詩集『表札など』で第19回H氏賞、1971年に『石垣りん詩集』で第12回田村俊子賞を受賞した