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私の読書感想メモ

アーネスト・ヘミングウェイ著 武器よさらば
(1899年7月21日 - 1961年7月2日)は、アメリカの小説家・詩人。
行動派の作家で、スペイン内戦や第二次世界大戦にも積極的に関わり、その経験を元に行動的な主人公をおいた小説をものにした。
1954年、『老人と海』でノーベル文学賞を受賞。
晩年は躁鬱に悩まされるようになり、執筆活動もしだいに滞りがちになっていき、1961年、ライフルで自殺を遂げた。

武器よさらば 1929年

ヘミングウェイ自身の、イタリア北部戦線の従軍記者時の体験をもとにしている。
第一次世界大戦中、イタリア兵に志願したアメリカ人フレディック・ヘンリーだが、イタリア軍は理想とはかけ離れていた。
その戦場で看護婦キャサリン・バークレーと出会う。初めは遊びのつもりの恋であったが、しだいに二人は深く愛し合うようになった。
やがてキャサリンの妊娠が分かり、二人はスイスへと逃亡。ところが難産の末、子と共にキャサリンは死んでしまい、
最後は雨の中をフレデリックは一人立ち去ってゆく。

誰がために鐘は鳴る
スペイン内戦を舞台とし、ロバート・ジョーダンとマリアの恋を描く。
題名はジョン・ダンの詩を引用している。1939年3月にこの作品を書き始め、翌40年に発表された。

老人と海
カジキマグロと闘う孤独な老漁師サンチャゴの物語。
戦いの末捕まえたカジキマグロは、船に引き上げる事が出来ず、曳航して港に戻るまでにサメ(アオザメ)に食われて、
獲物は失われてしまった。厭世的な晩年の心境も反映しているものと見られる。
この作品により、ヘミングウェイは1954年のノーベル文学賞を受賞した。