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私の読書感想メモ
岩田 総司【文・絵】 Q&A天気なんでだろう劇場
岩崎書店 (2004-11-10出版)
なんで空は青いの?アメダスってなに?雨つぶはどんな形? NHKテレビの人気コーナー「天気なんでだろう」が本になりました。 1章 天気が生まれる 2章 空のふしぎ 3章 お天気理科室 4章 天気予報のひみつ 5章 きせつ・春夏秋冬 6章 これ知ってる? 岩田総司[イワタソオシ] 気象予報士。1970年、千葉県生まれ。北海道大学理学研究科地球惑星科学専攻(気象学)を修了後、財団法人日本気象協会に入る。2000年4月から2004年3月までNHK気象キャスターをつとめ、2003年4月からは「NHK首都圏ネットワーク」の気象コーナーを担当する |
なんで雨がふるの なんで雲はできるの なんで風は吹くの なんで雷はおきるの 台風はどうして起きるの なんで台風の風は強いの |
なんで空は青いの なんで雲は落ちないの なんで雷の音はゴロゴロなるの 雷の光がギザギザなのは? |
気温30度は暑いのにお風呂の30度が冷たいのは? |
晴れと曇りの区別は? |
低気圧が近づくとなんで雨がふるの? 高気圧が近づくとなんで晴れるの? |
前線ってなに? 台風が上陸するとは? |
晴れの特異日 |
世界一雪が多い国は? |
飛んで行った風船はどうなる? |
・雲のつぶが集まって落ちてくるから (小さな小さな水のつぶがたくさん集まって、大きくなったものだけが雨になって降る) ・しめった空気が上空でひやされるから (空の高いところでは、夏でも冬のような寒さなので、しめった空気が高いところに動くと、冷やされて 雲ができる。地面が熱せられる・回りから空気が集まる・空気が山を登る・空気と空気がぶつかる) ・温度の差があるから ・雲の中で氷のつぶ同士がぶっかるから (氷のつぶどおしが激しくぶっかると電気を持つ。 小さい氷のつぶは大きいつぶとぶっかった後、電気を持ったまま雲の上にたまる。 大きいつぶは雲の下にたまる。) たくさんの水蒸気+地球の回転 (熱帯地方の海の上が台風の生まれる場所。雲を回転させるのは地球の自転。 回転している台風の中心に向って回りから水蒸気が集まってくる。その水蒸気がどんどん雲を 発達させる。 ・大きな空気の回転が小さな回転になるから |
・地球上に空気があるから じつはゆっくりと落ちています (わた雲一つで1000トン・小さな小さな氷のつぶだから浮いている) ・空気の温度が一瞬で1万度以上になるから (この熱さで空気がふくらみ、まわりの空気を押し出す。 電気の通り道の空気が短い時間にふくらんだり、ちぢんだりして回りの空気をふるわせる ・上空の高いところでできた音が遅れて聞こえてくるのと、電気の通り道がギザギザ 曲がっていて、いろんな方向からの音が重なるため) ・空気はふだん音を通さないから (むりやり通ることで雷もギザギザに曲がったり、枝別れして進む。 ・一気に地面に落ちるのではなく、20メ−トル進んではとまり、そのつど電気の流れやすい 道を探して進んでいる。 |
・空気と水では熱の伝わり方が違うから (水の中では空気の25倍の速さで空気が移動する。 だから水の中に入ったら25倍のスピ−ドで体温が下がっていく。空気の中はゆっくりなので 皮膚の体温はなかなか下がらない) |
・空の雲で快晴=雲量1・晴れ2以上8以下・曇り雲量9以上 少しでも雨が降ったら「雨」として記録に残る |
・上昇気流ができるから (空気は多いほうから少ない方に流れ、そこに風が起きる。 高気圧=空気が回りと比べて多い所 低気圧=少ないところ−高気圧から低気圧に向って風がふく。 集まってきた低気圧の空気は上に昇る=上昇気流 空気が冷やされ、雲ができて、雨が降る ・高気圧=まわりに空気が吹きだし−下向気流−空気が温められ−雲が消え−晴れる 気圧=空気のおす力=圧力=単位・ヘストパスカル 同じ1000メ−トルでも高気圧もあれば低気圧もある |
・暖気と寒気の勝ち負けを現す (温かい空気のかたまりのおす力が冷たい空気のかたまりよりも強い場合、境目には温暖前線 両方の力が同じくらいのときは停滞前線。 ・台風の中心が海岸線にたどりついた時 (台風の中心(風が最も強い)=気圧が一番低いところが海岸線にたどりつく 海岸線といっても小さな半島や島を台風の中心が通る場合には「通過」するという。 台風は自分では動かないので、風のちょっとした変化で方向やスピ−ドが変わる。 ・みぞれでも初雪 |
・腫れやすい日−4/5・5/13・10/23・11/3− ・雨がふりやすい日−6/28・9/15・11/17− ・温かくなりやすい日−3/14・3/31− ・寒くなりやすい日−1/15・3/21・12/26 |
・積雪の世界記録11・82(伊吹山・1927・2・14) ・札幌市で5メ−トル(人口100万都市では札幌だけ) |
上空8キロメ−トルで割れる。 8キロメ−トル付近は真夏でもマイナス20度以下 |