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私の読書感想メモ

綾辻 行人【著】 びっくり館の殺人
講談社 (2006-03-17出版)
とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。
読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。
その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。
三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。
いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。
クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。在学中は京大推理小説研究会に所属。1987年『十角館の殺人』で衝撃のデビューを飾り
「館」シリーズで新本格ムーブメントの先駆けとなる。その登場は「綾辻以前・以降」という言葉が登場するほどミステリ界に深甚なる影響を及ぼす。
92年『時計館の殺人』で第四十五回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

最後の記憶
角川書店 (2002-08-30出版)

若年性の痴呆症を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。
彼女に残されたのは、幼い頃に経験したという「凄まじい恐怖」の記憶だけだった。
バッタの飛ぶ音、突然の白い閃光、血飛沫と悲鳴、惨殺された大勢の子供たち…死に瀕した母を今もなお苦しめる「最後の記憶」の正体とは何なのか?
本格ホラーの恐怖と本格ミステリの驚き―両者の妙なる融合を果たした、綾辻行人・七年ぶりの長編小説。