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私の読書感想メモ


崎峰子 祇園の教訓
昇る人、昇りきらずに終わる人


1949年  京都市生まれ
5歳のときに京都祇園甲部に墨はじめ、15歳で舞妓デビュー、
21歳で襟替えをして芸妓になるその6年間
売り上げナンバーワンとして、数々のお座敷や舞台に出演して活躍。4歳で両親の元を離れ、花柳界に入った。
舞や生け花はもちろん、歩く動作、茶碗の持ち方にまで厳しい指導を受けた。
正しくできなければ容赦なく、扇子ではたかれた。
以来、大事なことは、精神を集中させることで覚えてきた。
それが15歳で舞妓になってから生きた。
客に気分よく過ごしてもらうことはプロとして当たり前のこと。
お座敷での会話は、すべ29歳で現役を引退するまでの祇園の生活、そこで出会った人たちの物語をつづった作品である。
発行年月: 2003年 07月
 祇園で出会った一流の生き方、考え方
・葬儀でわかる男の花道−「祝儀」よりも「不祝儀」を大事に。
・先頭は古い歴史の上七軒・祇園甲部・先斗町・宮川町・祇園東などと花柳界ごとに集まる

芸妓峰子の花いくさ
ほんまの恋はいっぺんどす


「100年に1人」とも言われる存在で、連続6年間、売上ナンバーワンを達成。華麗なお座敷での、とびきりの人々との刺激的な出会いのかずかず。その一方で、売れっ子ゆえに体験しなければならなかった、想像を絶する女の修羅場今、明かす3年かかって通って口説いた
勝新太郎との関係
彼女は故勝新太郎(中村玉緒の夫)の愛人だった。
また英語とエステで自分磨き−家庭教師を迎えて英語を5年間勉強。
月末の3日間は東京のニュ−オ−タニで肌の手入れ。
(このお花代は贔屓の客に払ってもらった)
−6時に起床・お稽古をして家に帰って昼食を食べながら予定を組む。
3時半にお風呂に入って、最初の座敷5時に合わせて衣装をきる。
午前2時に終わってお風呂に入りながら読書・4時に就寝。
衣装は全部で20キロある−と書かれていた。寝る時間は2時間?
芸子の世界はすごいなぁ。