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私の読書感想メモ

伊藤 遊【作】・岡本 順【画】 つくも神

ポプラ社 (2004-11出版)
マンションの放火騒ぎの翌日、ほのかはエレベーターの中に、こわい顔をした奇妙な置物があるのを見つけた。
それ以来、ほのかと兄の雄一のまわりで不思議な事件が続く。
ほのかはなぜか隣の家のおばあさんと土蔵にひかれてゆくが…。
長い時を経て魂を宿した道具たち、「つくも神」の物語。

ある日ほのかは、エレベーターの中に怖い顔の置物があるのを見つけた。それは、隣のおばあさんの家の蔵に住むつくも神だった!

伊藤遊[イトウユウ]
1959年、京都市に生まれる。立命館大学文学部史学科卒業。
平安時代を舞台にしたファンタジー『鬼の橋』(1999年産経児童出版文化賞推薦、IBBYオナーリスト2000文学作品)、
『えんの松原』(2002年日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞)を発表し注目を集める。
『ユウキ』(2004年日本児童文学者協会賞/いずれも福音館書店)で現代の子どもを描く。札幌市在住


えんの松原

福音館書店 (2001-05-01出版)
栄華を極める花の都のまん中に、怨霊たちのすみかがあった。
何ものかに祟られた若き皇子・憲平と、女装の少年・音羽は、真実をもとめて世の闇、人の心の闇へと深く分け入ってゆく。
絶望をこえる勇気、結びあう絆の力、そして魂の再生の物語。
『鬼の橋』につづく平安朝ファンタジー待望の第二作登場!小学校上級以上。

平安中期、栄華の都のまん中に怨霊たちが棲んでいた。祟りをうけた皇子・憲平と女装の少年音羽は、
過酷な運命を背負った少女の霊を求めて、深く暗い闇へと分け入ってゆく……。

<読んであげるなら>−−−
<自分で読むなら>小学高学年から