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私の読書感想メモ

梅原 猛【著】 百人一語
新潮社 (1996-07-01出版)
神話時代の倭建命から現代の三島由紀夫まで、古今にわたる著名な日本人百人の印象的な一言。
遺された言葉を通して、その人の人生と思想の核心を読み解く。
文学・芸術・学術・宗教・政治…等々、あらゆるジャンルの正統も異端も含めた日本人が、どう生き、どう思想してきたかが、清冽な太い流れとして浮び上がる。
―「梅原日本学」のエッセンスにして、更なる新展開を示す名著。

梅原猛[ウメハラタケシ]
哲学者。1925年、宮城県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長を歴任。
現在は同センター顧問。仏教伝道文化賞、NHK放送文化賞のほか、99年には文化勲章を受章。歌舞伎作家、狂言作家としても活躍している

19歳で比叡山に隠棲ー
葛飾北斎ー90歳の人生で93回引越し、30回も画号を変えた。
絶えざる自己逃亡、自己変革の意思でないか。

歓喜する円空
新潮社 (2006-10-30出版)
12万体におよぶという異形の神仏像を彫った仏師・円空。
謎多き生涯や、創造への歓喜あふれるその芸術性、深く篤い宗教思想を読み解きながら、円空を日本文化史上の重要人物として大胆に位置づける、渾身の力作500枚。

1 泰澄・行基の伝統のもとに
2 円空はこれまでいかに語られてきたか
3 母を失った「まつばり子」
4 旅の始まり
5 鎮魂の薬師曼荼羅
6 円空の芸術の大変革
7 歓喜の爆発
8 円空、仏となる
9 和歌に表れた哲学
10 旅の終わり 九十六億末の世まで
われ生きるにあらず、円空わが内にありて生きるなり――。渾身の意欲作!

十二万体の異形の仏像を彫ったという江戸の仏師・円空。謎多き生涯、深い芸術性、篤い宗教思想を読み解きながら、円空を日本文化史上の重要人物として大胆に位置づける。
また円空同様、早くに母を亡くした著者は、円空の生涯に自らの来し方を重ね合わせていく――。『隠された十字架』『水底の歌』に続く問題作、渾身の500枚!

恐山
松前ー広尾町ー有珠ー寿都
岐阜県・羽島生まれ。木曽川などの合流点。殿様の力関係。母を洪水で亡くす。

神仏のかたち

角川学芸出版;角川書店〔発売〕 (2006-02-20出版)
梅原 猛・山折 哲雄・長谷川 公茂・河合 雅雄【著】
宗教学者、円空研究家、人類学者との対談は、「縄魂弥魂」(縄文の中に弥生の魂が宿る)という造語が生みだされ、
神仏一体の修験道、二種廻向=イオマンテの思想へと広がる。
日本人にとってのあの世とは。
人は仏になれるのか。
日本の原信仰に立ち戻り、「神と仏」に迫る。

1 神となる、仏となる―日本人の「あの世」観(山折哲雄)
2 「円空」霊木化現―神仏を生む樹(長谷川公茂)
3 奥山の動物は神―賢治の宇宙(河合雅雄)
異能者たちの宴(西川照子)

天皇ー田植え・養蚕
江戸仏教ー新しい宗教は禁止。
瀬棚ー太田神社